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曲作りのルール
2010年 08月 06日 *
特に何も書くことはない。
もちろんめでたい報告などあるはずもない。
行き詰っている状態が続いていて、でもそれだとずっと更新が途絶えてしまいそうなので何か書こう。

一番行き詰っているのは、やはり曲かな。
仕事もスピードについていけなくて世の中に振り落とされそうだが、それはそれとして書くことは何もない。

文章にルールが存在するように、曲作りにも一応のルールが存在する。
例えば文章なら言語を使用する必要があって、それは文法というルールに基づいている。
普段は意識して使っていなくても、ルールに従っているからこそ文章となり、相手に伝達することが可能になっている。

素人が気づいたことを書いたって人の役に立ちそうにないけど、曲にも一定のルールが存在する。
例えば、ドレミファソラシドという音階を使わなければならないルール。

使用する音階が決まれば曲のキーが決まる。
曲のキーが決まれば使用するコードがだいたい決まる。
使用するコードが決まれば曲の展開がだいたい決まる。

このように、差し障りのないBGM程度のものであれば自動的に構築していくことが出来る。
ただしそれだけで人に何かを伝えるのは難しい。
これは素人の考えた仮説に過ぎないけれど、コード進行はノベルゲームにおけるBGMのようなものだと思う。
よく作曲でコード進行の重要性が指摘されるが、それ以上に重要なのがメロディなのではないかと。
であるなら、コード進行は曲を盛り上げるための一つの道具に過ぎない。

自分はノベルゲームにおけるBGMすら作ったことがないので言う資格はないけど、何となく抱いているイメージはある。
ここでゲームのBGMを製作している人の文章をそのまま引用する。

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僕は同人でゲームを作ったりしてるんですが(音楽担当)、その時には必ず仕様書を作ってもらいます。
仕様書にはお願い事があって、必ずイメージキーワードを入れてほしいといっています。
三つから五つまでのイメージキーワードと仕様書や、文章、絵を元に曲を作るんですよね。
ゲームの場合は音楽はあくまで演出の一部であり、最も目立つべきはキャラクターだったり、文章だったりしますので、それを邪魔しないようにするのです。
音楽は力が強いので、ほかの部分を喰いやすく、気をつけなければいけません。
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(Lunatic Orgelより)

ノベルゲームの主体はあくまで文章やストーリーであって、BGMはそれを盛り上げる役割を担っている。
読んでいる最中はBGMを意識しなくても、途中で変なBGMが流れるとやはり浮いてしまう。(あれ変だな、と読者は気づく)
つまりBGMはゲームの前面には立たないものの、何を入れてもOKというわけではなく、きちんと場面に沿ったBGMを挿入する必要がある。

曲とは、一般的に広く市販されているものを見ると、歌が入っているものを指している。
もちろんBGMだけのCDもあるが、やはり市場規模としては歌ものに比べて小さい。
だから歌入りの曲について言えば、曲の主体はボーカルだと思う。
いくら凝ったコード進行を作ってみたところで、曲の価値はボーカルのメロディで問われる。
もちろんボーカルを除いた演奏だけの曲も存在する。
例えばOSIの曲とかはそうだと思う。



この曲を聴いた人は何を思うでしょうか。
ただ一つ言えるのは、「ボーカルいつ始まるの?」と突っ込みを入れる人はほとんどいないだろうということ。
演奏自体に動きがあるので、ボーカルを入れる余地がない。(あるいは、作者がそう判断した。)
言い換えれば、曲がボーカルを喰ってしまい、その結果ボーカルがなくなったとも言える。

そういう極端な例を除けば、大抵の曲は歌が入っていて、歌が曲の中心と言える。
(あくまで一般的な受け手の話であって、ボーカルなんてどうでもいいという人も当然いるだろうけど)
つまり曲においてメロディが曲を左右する最も重要なものとなる。

でメロディなんだけど、ルールさえ守ればどんなものでも許される。
小説も文法や作法さえ守れば何を書いても許されるように、メロディも一定の制約はあるものの、基本的には自由だ。
だからこそ、コード進行に比べて作るのが難しいかもしれない。
というか、素人の自分にとってはとても難しい。

でも無理やり作る必要はないと思う。
1年後くらいに1曲できればいいかな程度のノリがいい。
作れなければ作れないでもいいと思う。
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by nochoice1 | 2010-08-06 01:10 | Comments(0) *
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