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Fostex TH-7 改造(introduction)
2015年 04月 10日 *
AH-D501とAT-HA25Dの組み合わせで、今までに聞いたことのないような音質に化けることがわかった。
ただしこれにはAH-D501に空気の通る穴を空けてやる必要があった。

Fostex TH-7に関して言えば、iPodやAndroidで使い分にはそのままで問題ない音だと思う。
ただAT-HA25Dなどのヘッドフォンアンプに繋ぐとAH-D501と同様全体の音のバランスが変化してしまう。
ここでAH-D501のようにヘッドフォン本体を改造することで音質向上が見込めるのではないかと考えた。

TH-7を改造するにあたり、最終的にどのような音に近づけるのがいいか考えてみる。
AH-D501のような音を目指すのが正解だろうか。
いや違う。
TH-7はAH-D501とは元々異なるパーツで構成されているから、同じ音を目指すのは無理がある。
本体の持っている個性を最大限に伸ばしてあげるのが改造の目指すべき考え方だ。
これは恋人とのつき合いと同じで、相手に昔の恋人の姿を求めてはいけない。
別の人なのだから。
相手に過去の恋人の面影を求めるのではなく、今、目の前にいる相手のいい所を見るべきだろう。

amazonレビューに書かれているTH-7の改造はハウジングの内部に関するものだった。
その内容をもとに実際に中を開けて試したものの、音質が向上したとは思えなかったので元に戻した。
次に、外側に空いてる穴をビニールテープで塞いでみた。
すると音質の向上が感じられた。
でも全て塞いだら駄目だった。
TH-7の外側に空いている通風孔は図のように正方形の1辺にそれぞれ3箇所空いている。

Fostex TH-7 改造(introduction)_b0041624_003044.jpg

これがTH-7が半開放型と呼ばれている理由だ。
この合計12箇所の穴を2つと1/5を除きテープで塞ぐ。
これにより音質向上を図ることができる。
自分はTH-7が持っている個性やポテンシャルを想像し、2つと1/5を空けてそれ以外は塞ぐことにした。
ただどの程度穴を塞ぐかによって音質はかなりシビアに変化する。
最適解は各自が色々と試してみて欲しい。
使用するヘッドフォンアンプによっても変わると思う。
by nochoice1 | 2015-04-10 00:01 *
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