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モバイル通信とWIMAX2+について
2015年 10月 25日 *
ごちうさ2期のEDはやばい…

plexのチューナーボードを買って本当に良かった。
これで何度でもずっと視聴できる。
これさえあれば生命を維持するだけならできそうな気がしてくる。

引越しに伴い、固定回線を解約した。
今はdocomoのMVNOや無印WIMAXの1DAYでなんとかやりくりしている。
だが、MVNOを固定の代用にするのはちょっときつい。

■IIJmioの良い点
速度安定…200kbpsといっておきながら、だいたい常時300kbps程度出る
バースト転送…ページを読み込む瞬間だけ1Mbps弱出るのであまりストレスなくページ閲覧ができる
ping値安定…LTE接続であれば50~70msで通信できる。光回線には及ばないものの、ほぼそれに匹敵するレベル

よって、スマートフォンで動画以外のコンテンツの使用に限定すれば、文句なくオススメできる。
だが、PCでの使用となると話は変わってくる。
3日で366MB以上使用すると速度規制が行われ、一旦規制入りしてしまうと速度は30kbps前後となる。
これにより、PCでのネット閲覧はほぼ不可能になる。
テザリングで調子に乗ってネットサーフィンすると、翌日全く使えない状況になってしまう。

そこで固定回線の導入を検討する。
だが、戸建てに光回線の引き込みってそもそも必要なのだろうか。
マンションやアパートなら月額料金がディスカウントされるし、VDSLなら宅内工事は不要。
だが戸建ての場合、月額利用料金は5千円程度はかかるし、外部から光ケーブルを引き込む工事が必要になる。
それにNTTの言う、ギガ速度ってネット閲覧に必要なのだろうか。

これは定期的に引越しを繰り返している自分の感想だが、大手プロバイダだからといって、必ずしも速度が安定して出ている訳ではない。
ギガプランにもかかわらず、夜の通信が集中する時間帯は30Mbpsがいいところというレベルのプロバイダは多数存在する。
この速度低下は、大々的な宣伝により顧客を囲い込むことで、回線がぎゅうぎゅうの言わば満員電車のような状態になるために発生する。
これは大手プロバイダの一般的な状況ではあるが、プロバイダが一方的に悪いとは言えない。
キャッシュバックキャンペーンを考えると、マンションタイプの実質的な月額費用は3千円程度に抑えることができるからだ。
だからマンションタイプの契約なら消費者に全くメリットのない契約とは言えない。
だが、戸建てでそれをするのはどうなんだろうと思う。
自分のようにそこまで速度が必要ないのであれば、他にも選択肢があるのではないか。

そこでWIMAXを検討しようと某掲示板を見たりしている。
だがこの掲示板は、プロバイダによって速度にかなりの違いが出るという視点が抜け落ちているように思う。
無印WIMAX時代、自宅でUQ、Biglobe、niftyと使用する機会があったが、Biglobeの速度は残り2社に比べて常時1/2~1/3くらい遅かった。
プロバイダによる速度の違いは確かに存在する。
逆にniftyがなぜUQとほぼ同じ速度が出ていたかについては、nifty側が既存顧客のための品質をある程度コントロールしているからだと思われる。
そのことは、niftyがP2Pを規制している事や、WIMAX2+のキャッシュバックキャンペーンから撤退しているからも伺い知ることができる。
いくら大手といっても客をぎゅうぎゅうに押し込むスタイルのBiglobeと既存顧客の快適さを追及するniftyとではスタンスが全く異なる。

現在のところ、WIMAX2+は暫定規制を導入しており、ネット上での評判はあまりいいものではない。
これは無印時代の恩恵を受けていたユーザーが多かっただけに、ショックの反動が大きいということかもしれない。
では、本当にWIMAX2+は糞なのだろうか。

■WIMAX料金新旧比較
無印WIMAX 年間パスポート3,696円/月(1年契約)

WIMAX2+ ギガ放題 4,380円/月(2年契約)
WIMAX2+ ギガ放題なし 3,696円/月(2年契約)


まず、契約期間による縛りが1年から2年に延びている。
無印時代は1年縛りと2年縛りの業者が混在していたが、2+になってからは完全に2年縛りしかなくなった。
個人的には2年後自分が生きているかもわからないのに2年契約を結ぶのは抵抗がある。
だが実は、トータルコストを考えるとそこまで変化がある訳ではない。
http://e-nikki.blogspot.jp/2012/02/biglobe-wimax.html
このページによると、かつての無印時代、Biglobeの1年間の利用で12,000円キャッシュバック。
現在、2+のキャンペーンはBiglobeは違約金設定が追加されたのでSo-netと比較するが、2年間の利用で28,000円キャッシュバック。
14ヶ月後に解約するとすると、WIMAXに14,000円を支払う必要があるが、それを差し引いても14,000円が残る。
よって14ヶ月の利用を前提とすれば、無印の契約期間のアドバンテージはほぼなくなる。

次に料金について。
お分かりのように、無印WIMAX年間パスポートとWIMAX2+ギガ放題なしプランは、3,696円/月と一致する。
キャッシュバックを考慮すると、実質3千円/月を下回る。
無印時代、速度規制なしでこの価格は確かに魅力的だった。
NL固定での接続を前提にすれば、ギガ放題なしプランを契約することで価格を同じにすることはできる。
だが現在、NLの速度は最大13.3Mbpsに低下しているため、コストパフォーマンスは大幅に下がってしまった。
使い放題を希望するユーザーにとって、月7GBのおまけなどどうだっていいのだ。
1/3の速度低下で済むならばと妥協してギガ放題なしを契約するのもありかもしれない。
だが、帯域が1/3になったからといって速度が1/3の低下で済むかどうかは保証されていない。
UQ本家で契約するならまだしも、プロバイダ経由での契約はリスクが高い。

これより700円高いWIMAX2+ギガ放題プランはどうだろうか。
速度は無印時代よりも向上が見込めるが、速度規制が導入される事になり、このインパクトは利用者にとって大きいものとなった。

ところでギガ放題の速度規制は、NLモードの13.3Mbps規制とは若干異なる。
例えば無印時代12Mbps出ていた場所があったとする。
この場所が13.3Mbps化工事が行われることにより、理論上速度は1/3の4Mbpsとなる。
しかし、プロバイダの混み具合により速度はそれ以下になる可能性が存在する。
つまり1Mbpsも出ない可能性だってあるのだ。
一方、2+の速度規制は20Mbps出ている場所だろうが、40Mbps出ている場所だろうが、速度を上限値までしか出せなくするというもの。
上限値は現在、暫定的に6Mbpsに設定されている。
速度規制なし時に6Mbps以上出る場所であれば、どのプロバイダだろうと速度規制時でも6Mbps程度出る可能性は高い。
そう考えるとギガ放題ありプランの方がギガ放題なしプランより安定していると言えなくもない。
だが、6Mbpsが暫定で、しかも無印時代と比べても明らかに退化してしまっている点に不満を感じるユーザーは少なくない。
なぜ値上げした上にサービスが劣化するのかと。
それに速度規制時の6Mbpsもしっかりと日々の通信使用量にカウントされるので、毎日1GB以上使うユーザーは、永遠に規制地獄から抜け出すことができなくなる。
以前であれば、速度が規制されたらNLに切り替えるという回避手段があった。
だが13.3Mbps化された今、その方法は確実なものとは言い切れなくなってきている。

以上のことから、ギガ放題プランは速度の恩恵を受けるには日々の通信量を1GBに抑える必要があり、これでは一体何のためにギガ放題を契約したのか分からなくなる。
実質的には使い放題なのは6Mbpsで、その速度もあくまで暫定措置。
せめて、速度規制時の通信はNL扱い(3日3GB規制の通信量にカウントしない)にしても良さそうなものだが…。
by nochoice1 | 2015-10-25 01:35 *
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