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カテゴリ:Windows Tips( 3 )
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2014年 11月 26日 *
自分だけなのかもしれませんが、2015年7月あたりからOneDrive for Business有料プランのdown速度が1セッションあたり100k/s前後に低下してきましたので、個人的にはあまりオススメしません。
今後容量が無制限になることがあったとしても、速度が遅くて使い物になりません。


(以下は過去の記事です)

オンラインストレージサービスとして最近有名なのは、MicrosoftとGoogleのサービスである。
知名度からいえば両者とも知らない人はいないだろう。

どちらにも個人向けと法人向けのプランがある。
Googleの例を先に挙げる。

------------------------------------------------------
https://support.google.com/drive/answer/2375123?hl=ja

■個人向け
Google ドライブ ストレージ プラン

保存容量 月額料金
100 GB $1.99
1 TB $9.99
10 TB $99.99
20 TB $199.99
30 TB $299.99

https://www.google.com/intx/ja/work/apps/business/pricing/

■法人向け
Google Apps

年間プラン 1 ユーザー \500/月 フレキシブルプラン \600/月
30GB ストレージ / 1 ユーザー

年間プラン 1 ユーザー \1,200/月 フレキシブルプラン \1,200/月
保存容量無制限+ Vault
(5 ユーザー未満は 1 TB / 1 ユーザー)
------------------------------------------------------

使い勝手に関しては、個人プランも法人プランもあまり変わらない。
ただ個人の10TBのプランを利用するのであれば、法人プランを選択した方が金額的にあからさまにお得である。

そもそも個人と法人の違いは何なのだろう。
他のブログ等を見ると、金額的な面で法人プランへの申し込みが推奨されていたりする。
確かに個人が法人プランを申し込むことについて、問題があるようには見受けられない。
だが、サービスを提供する側としてみれば、法人はバカみたいに大量のデータをアップロードしない所にビジネスとしての旨みがある。
逆に言えば、だからこそあの価格が実現できるのであり、個人が法人プランを申し込むことは想定していないのではないだろうか。
だからといって、顧客の保存しているファイルの中身を確認し、音楽や写真が多いからという理由で、法人プランを強制退会させる訳にもいかない。

この問題を解決する手段として、Googleは無制限プランに最低ユーザー数の縛りを設けた。
これはなかなか上手いやり方だと思う。
確かに法人格であれば複数の従業員がいるはずだし、もし個人であっても法人プランを使いたいなら、それなりの対価を支払えばいい。

Googleの無制限プランは6000円/月から利用できる。
1、2ヶ月に1回HDDを購入するようなユーザーであれば、申し込む価値はあるだろう。
だが、数で言えばそのようなユーザーは少数かもしれない。

次にMicrosoftのサービスを見てみる。

最初に言っておくと、個人向けのOneDriveと法人向けのOneDrive for Businessの使い勝手はかなり違う。
個人向けのOneDriveの前身はhotmailのSkyDriveであり、こちらは以前から知っている人も多いだろう。
一方、法人向けのOneDrive for Businessの前身はMicrosoftのOffice製品群のSharePontである。
こちらは知っている人は少ないのではないだろうか。
Microsoftは数年前からOfficeのクラウド化に取り組んでおり、その一つの例がExcel OnlineやWord Onlineである。
これは無料で開放されているので、知っている人も多いだろう。
これと同様の位置づけでSharePont Onlineが存在し、これに含まれる機能の一つがOneDrive for Businessと呼ばれている。
要するに、OneDrive for Businessはもともと個人のストレージ保存を目的としたサービスではないのだ。
(もちろん、そういう使い方も出来るけど)
ここが少し分かりにくいというか、バックアップ用途で使用する際に不便を感じる所である。

具体的に見てみよう。

■その1 OneDrive for Businessは、2ギガを超えるファイルをアップロードすることは出来ない。

音楽や写真のバックアップが目的であれば、この制限はあまり気にならないかもしれない。
どうしても2ギガ以上のファイルをバックアップしたければ、ファイル分割ソフトで2ギガ以下にしてからアップロードするという回避方法もある。

■その2 OneDrive for Businessライブラリ内の同期は、20000アイテムまで。SharePoint サイトライブラリの同期は5000アイテムまで。

http://support.microsoft.com/kb/2933738/ja
http://office.microsoft.com/ja-jp/support/HA102832401.aspx
SharePoint Online: ソフトウェアの境界と制限
https://support.office.com/ja-JP/Article/SharePoint-Online-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A2%83%E7%95%8C%E3%81%A8%E5%88%B6%E9%99%90-8f34ff47-b749-408b-abc0-b605e1f6d498

一読しただけでは、「お前は何を言っているんだ?」と言われそうだが、そもそもこの制限は「同期」機能を使う人だけに関係する話である。
そもそも同期とは、オンライン上の状態とローカルPC上の状態を一致させることを意味する。
これはBitcasaでいうミラーリングに似ている。
ただし、ローカルPCのファイルを誤って消してしまった場合、オンライン上のファイルも消えてしまうので、個人的にはあまり使っていない。

ここでいう制限はあくまで「同期」の制限であり、20000までしかファイルをアップロード出来ないという意味ではない。
下図のように20000ファイル以上のアップロードは可能である。
(もちろん1ファイル2ギガまでという制限は生きているが)
7.jpg

ただ日常的に同期を使っている人は、20000アイテムの制限で使うのを諦めてしまうかもしれない。

また、SharePoint サイトライブラリの5000アイテムという制限は、どういう意味なのか。
これはOneDrive for Businessをバックアップ目的で使用する人にはあまり関係ないかもしれない。
SharePointにはサイトというプロジェクトのような概念があり、ユーザーはサイトごとに選んでファイルを保存したり同期することが可能である。
この機能を使わなければOneDrive for Business全体としての20000ファイルの同期制限のみを気にすればいい。

■その3 OneDrive for Businessは、5000を超えるファイル一覧を表示することが出来ない。

例えば同一フォルダ内に5000超のファイル数があったとすると、エクスプローラーでファイル一覧を表示することが出来ない。
ただしこの制限は、同一フォルダ内に5000超のファイルをアップロード出来ないことを意味していない。
やろうと思えば、同一フォルダに何万ものファイルをアップロードし保存することは可能である。
ただし、それを一括表示させるビュー(Accessのクエリのようなもの)を作成することが出来ない。
エクスプローラーで開こうとしても空の中身が表示されるだけである。
もしフォルダ内にある特定のファイルをダウンロードしたい場合は、検索等の方法で欲しいファイルを絞り込む必要がある。

web上では下のようにファイルの一部分が表示される。ここからファイルを検索することが出来る。
2.jpg

エクスプローラーで開いても何も表示されない。検索も出来ない。
3.jpg

これはSQLServerを使用しているがゆえの制約らしいのだが、フォルダ内の一覧表示数に制限があるのは結構痛い。
これを回避するためには、フォルダ内にフォルダを複数作って分散して保存しなければならない。
フォルダ内にある合計ファイル数が5000を超える分には問題ない。
あくまでフォルダ直下に存在するアイテム数が5000を超えると一括表示できなくなるという話です。

下図のように複数フォルダを作って分散すれば合計で5000ファイルを超えても問題ない。
8.jpg

カウントすると総合計は20000を超えている。
1.jpg


■その4 OneDrive for Businessはの「エクスプローラーで開く」は、Windows7では使い物にならない程遅い。

OneDrive for Businessには、エクスプローラー上でファイルのコピー・貼り付けができるように「エクスプローラーで開く」という重要な機能がある。
これにより、web上ではできなかった、一度に数万件のファイルをアップロードするといった事が可能となる。
もちろん、アップロードが完了するまでにはものすごく時間がかかるが、webでやるよりは遥かにマシと言える。
webには一度にアップロードできるファイル数の限界があり、かといって同期機能にもファイル数制限があるので、数万ファイルのアップロードは事実上出来ない。

なお「エクスプローラーで開く」を使用するには幾つかの条件が必要となる。
・ダウンロードファイルサイズ制限(初期値は50M)をレジストリエディタでffffffに変更。
・対応しているブラウザはIEのみ。
 他のブログ等を見るとIE11にしか対応していないような事が書かれてあるが、実際はそうではない。
 Windows7・IE8でも使用することは可能である。
 ただし、下記のページから修正プログラムを適用する必要がある。

Web フォルダーから 50000000 バイトより大きいファイルをダウンロードするときにフォルダーのコピー エラー メッセージ
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/900900

SharePoint Online で "エクスプローラーで開く" のオプションを使用する方法、およびこのオプションに関する問題をトラブルシューティングする方法
http://support.microsoft.com/kb/2629108/ja

Internet Explorer 10 をインストールした後にエクスプローラーで SharePoint ドキュメント ライブラリを開くか、SharePoint ドキュメント ライブラリにネットワーク ドライブを割り当てると、エラーが発生する
http://support.microsoft.com/kb/2846960

この修正プログラムの適用条件はWindows7 SP1以上なので、「エクスプローラーで開く」を使う必須条件はWindows7 SP1となる。
またWindows Server 2008 R2では修正プログラム適用前に予めサーバマネージャから「機能の追加」→「デスクトップエクスペリエンス」をインストールしておく必要がある。
http://sharepointmaniacs.com/archives/1594
しかしWindows7及びWindows Server 2008でこれを使用してもアップロードスピードが異様に遅い。
Windows8.1ではこの速度問題は改善されているのだが、どうしてもWindows7でないと駄目な人にはお勧めできない。

■その5 OneDrive for Businessの「エクスプローラーで開く」で一度に転送可能な容量はローカルHDDの空き容量まで

意外に思われるかも知れないが、「エクスプローラーで開く」を使用しての一度に転送可能な容量は、Cドライブの空き容量に依存する。
例えば合計5Gのファイル群を転送する際、Cドライブの空きが1GBしかなければ、転送を5回以上に分けて行う必要がある。
この理由はおそらくこれから転送するファイルを一旦ローカルキャッシュに貯める必要がある為だと思われる。
キャッシュ保存フォルダの場所:
C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Temp\TfsStore\Tfs_DAV
またOneDrive for Businessを使用しているうちになぜかCドライブの容量が一杯になってしまうことがある。
その場合、キャッシュフォルダの中身が一杯になっていないか確認する。


あと言い忘れていた、
OneDrive for Businessは1TBのプランは、4920円/年 490円/月 と他社に比べて破格の値段だったりする。
また、これまで挙げた制約の幾つかは、将来的に緩和されるのではないかという淡い期待もある。
そして来年に予定される無制限オプションがいくらになるのか気になる所だが、現時点で既に価格面の魅力は十分ある。
そう考えると、制約条件はあるものの、人によっては検討の価値があるプランではあると言える。
ただ制約条件等を総合的に考えれば、Office 365 Solo付きの無制限プラン(12,744円/年 1,274円/月)だよね。
特にWindows8.1の使用が前提であれば、ファイル単位でオンライン・オフラインが切り分けられるの機能が非常に強力なので、おすすめできる。
(せっかくのいいアイディアなのに、次期ウィンドウズではなくなる予定らしい)


今回検証に使用したダミーファイル作成ツール
Giga File Creator
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se416131.html
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2013年 11月 11日 *
最近、WindowsXPをどうしようかと悩んでいる。
世間ではサポート終了と騒がれているけど、WindowsXPでないと動作しないアプリがまだ結構あったりする。

Windows7のXPモードを使用することで多くの問題は回避できる。
しかし完全とは言えない。
XPモードで動作しないアプリもあるし、XPモードが突然動作しなくなった場合どうするのかという問題もある。
そこでXPマシンを新たに用意しようと思っても、既にメーカーはWindowsXPダウングレードモデルの販売を終了しており、新品を入手するのは困難な状況。

2番目の回避策として、新品のWindows7マシンを購入し、それをXPにダウングレードする方法がある。
ダウングレードは大抵OSを1段階下げることが認められているのだが、XPは特例としてWin7→Vista→XPと2段階のダウンが認められている。

ただダウングレードの方法が説明を読んでもいまいちわかりにくい。
要するに、Microsoftの言い分は、XPの媒体とシリアルは自分で用意しろということなのだが。

あまり触れられていない問題として、2010年前後にメーカーが販売していた、Windows7→WindowsXPのダウングレードモデルのシリアルは使用できないというのがある。
厳密に言えば、Windows7→WindowsXPのダウングレードモデルはWindowsXPマシンではない。
あくまでPCメーカーが独自にダウングレード作業を代行して出荷しているモデルなので、MicrosoftにとってはWindows7である。

ところで、用意するXPの媒体とシリアルのメーカーによって、ダウングレードするマシンの認証の有無が異なる。
事前に用意した媒体のメーカーとダウングレードするPCのメーカーが一致していれば認証が不要だが、一致していなければ認証が必要。
つまりメーカーの違うPCから媒体とシリアルを用意する場合、XPを入れた後認証が必要になる。

しかし、2010年前後に販売されたXPダウングレードモデルのシリアルは、実は使用できない。
もちろんXPダウングレードモデルからXPのシリアルをフリーソフト等で抜くことはできるが、そのシリアルは電話認証に通らない。
電話認証に必要となるのは、PCに貼られたWindowsXPのシールに記載されている製品固有のIDである。
しかし、2010年前後に販売されてたWindowsXPのダウングレードモデルにはWindows7のシールが貼られており、XPのシリアルではない。

もちろんボリュームライセンスの媒体とシリアルを用意できれば、電話認証の必要がないので一番はやい。
しかし、電話認証が必要になる場合は、Win7→XPのダウングレードモデルではなく、正式にWindowsXPとして出荷されたPCを準備しておく必要がある。
(まだ残っていればの話だが…)
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2013年 11月 11日 *
Windowsに関するカテゴリを新たに追加した。
今後、気になったことや感想等をメモしていこうと思う。

日頃リモートデスクトップを使用しているのだが、ファイルのやり取りが信用できない。
リモート先からファイルをコピー&貼り付けすると、ファイルが破損してしまう。
(これに気づかず人に配布したりして何度痛い目を見たことか…)

調べてみるとWindowsXP SP3とWindows Server 2008間でファイルをコピー&貼り付けすると、何とファイルが破損するらしい。

リモート デスクトップ接続 6.1 クライアントを使用して、Windows Server 2008 ベースのリモート コンピューターから Windows XP SP3 ベースのクライアント コンピューターにコピーするファイルが破損しています。
文書番号: 972828 - 最終更新日: 2011年8月15日 - リビジョン: 3.0

http://support.microsoft.com/kb/972828/ja

自分の場合はWindowsXP SP3とWindows7間でファイルが破損した。
やはり、リモートデスクトップでのファイルのコピペは信用するべきではなかった。
便利な機能ではあるけど。

新しいOS同士であればこの問題は報告されていないので、改善されたものと思われる。
ただしコピペするファイルのサイズは10M程度がいいと思う。
100Mクラスになると転送に時間がかかり、しかもその間Windowsの操作がほとんど出来なくなってしまう。(これは痛い)
なぜファイル転送に時間がかかるかというと、リモートデスクトップのやり取りに暗号プロトコルが使用されているからだと思われる。
リモート先がインターネット経由ならばありがたい機能だが、社内間接続ならわざわざ暗号化は不要かもしれない。
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The Original by Sun&Moon