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2009年 11月 29日 *
まだ働いてます。

学生の頃、駅から学校までの通学路で偶然クラスメイトに出会った時、どんな顔をすればいいかわからなかった。
今だって、行きや帰りの通勤路で同じ職場の人に出くわすのが気まずい。
この前会社で偶然帰りが一緒になってしまった。
特に年の近い異性は苦手で、二人きりで歩いて何を話せばいいのかと非常に悩む。
「もうクリスマスの飾りなんて。早いものですね」
通り沿いのお店を指して彼女はそう言った。
「ああそうですね」
そうとしか返答できない自分。つまらない人間。

そういえば僕が就職活動らしきものをしたのは去年の冬だった。
引き篭もりにとっては無関係のクリスマスを通過し、めでたくも何でもない正月を終え、数えたくもない新年を迎えていた。
就職活動とは言うまでもないが、就職するために企業に面接を受けに行く活動のことを指す。
家を拠点にしてあちこちの場所を回るので、電車の移動に非効率さを感じていた。
たとえばA駅-B駅-C駅と3つの駅があったとしよう。
A駅からB駅でいったん下車し、C駅に行った場合の運賃の合計額は、A駅からC駅までの切符の値段よりも高い。
電車に乗っている距離は同じなのに。
それにSuicaで移動した場合、極端な話、A-B間を100回往復した場合にA-B間の正規運賃の100倍の運賃が差し引かれる。
その金額はおそらくA-B間の1ヶ月の定期代を遥かに上回る。

区間が一定でない、色々な駅を乗り降りする就職活動において、電車での移動は非効率だ。
しかしこれらの問題を解決する方法もない訳ではなかった。

都内では徒歩や電車などで移動に困ることはまずない。
そもそも引き篭もりは普段移動しないので、徒歩0分圏内に何でも揃う都会の中では、移動手段は不要だった。
それが冬の真っ只中の時期になって自転車の購入を検討することになるとは…。
つい今まで自転車の存在なんて忘れていたので、それがどこに売っているかがわからない。
千葉に住んでいた頃は近くにホームセンターがあり、自転車がセール価格で売られていた。
仕方なく僕は住み慣れた千葉に戻る決意をし、ホームセンターで自転車を買い、その自転車に乗って東京まで帰ることにした。
当初、ホームセンターの場所は京葉線の某駅で、そこから東京に行くのは簡単だと考えていた。
だが実際簡単なのは車で移動する時だけだった。
道路は車道を優先して敷かれてあり、歩道はおまけ程度の扱いだった。
というか、歩道のことなど全く考えて設計されていない。
それくらい道が複雑に入り組んでおり、車だと簡単に超えられるはずの橋を渡るのに随分苦労した。
何度も行き止まりの道に突き当たったり、変な区画に迷い込んだりした。
途中でなぜかディズニーランドに入園しそうになった。
ただディズニーランドの周囲にホテルが沢山あったのは知らなかった。
ホテルといってもディズニーランドの雰囲気を壊さないために敢えて大きい幹線道路からは隔離されているらしい。

引き篭もりでも外に出ることはある。
旅行に出ることすらある。
ただ旅行中は携帯のメールが欠かせない。
誰かと終始メールのやり取りを続けなければ不安になってしまう。
そんな自分がよく働いてるなと感心するとともに、働くくらいなら出来るさと思う強気の自分がいる。

なんでこんなことを書くかというと、今日なんとなく読んだ「ふたつのスピカ」という漫画で千葉のことが書かれていた。
千葉に住む人間にとって、身近な友人がディズニーランドでバイトしてるなんて話は割とよく耳にする。
作者も千葉に関係のある人のようだ。プロフィールを引用する。

◆プロフィール
柳沼 行(やぎぬま・こう)
1973年東京・飯田橋生まれ。
デビュー作「2015年の打ち上げ花火」(コミックフラッパー2000年7月号)以来、その叙情的なストーリーと温かい絵柄で多くのマンガファンを魅了する。デビュー作を引き継ぐ一連の「アスミ」シリーズで絶大な人気を博し、コミックフラッパー2001年10月号より「ふたつのスピカ」を連載開始。
現在もっとも注目されている若手マンガ家のひとり。

ここで、1973年生まれは若手なのか?という突っ込みはナシにしよう。
まだ4巻くらいしか読んでいないけど、少年少女が夢を追いかける物語のようだ。
ただ随所に恋愛の話が出てきて、むしろその話が核となっている。
それを言い出せば映画「耳をすませば」も夢を追いかける少年少女の物語であるが、そういう世界の中での恋愛ものと言える。
佐伯 一麦の短編小説「ア・ルース・ボーイ」も電気工としての描写がページ数の大部分を占めるが、実は恋愛が本題という…。
そういう話は嫌いじゃない。
自分が日々ここに書き連ねている生活のことだって、結局はそうなんじゃないかと思えてくる。

ただ「a profile」を最初に読んだ時は感動したけど、それを3回読んで3回目も感動できるとは限らない。
話の流れをわかってしまっているから。
3回目が1回目の感覚を上書きしてしまいそうで、何度も読む気になれない。
それだけ1回目に受けた感覚は大切なのだと思う。
子供と大人の感覚の違いと言い換えてもいい。
子供にとってはそれが新鮮でも大人は何回も経験しているから感動できない時があるように。
大人の言うことは大人の論理であり、子供には受け容れられない時がある。
僕は、できれば最初に感じた時のことを心にずっと残しておきたい。
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2009年 11月 22日 *
働き始めて半年以上になる。
前よりお金のことを心配する時間がなくなった。
規則正しい生活を送れるようになった。
これはプラスの面だと思う。
引き篭もりの生活と社会人生活とでどちらが正しいなんて僕には分からないが、若い頃はお金が全てだと短絡的に結論づけていたのも事実だ。
今ではお金では買うことができないものも確かに存在すると感じる。
誰にも会わない生活より、今の方がマシか。
毎日外に出るのはつらいけど、最低限の生活習慣が身に付くから、差し引きゼロが若干プラス位かな。
ただ、お金で買えない最大のものを失ってしまった後は、何を根拠に生きればいいのかという疑問は残る。
景色、空間、様々な営みをつかさどる存在。
それは僕の全てを破壊しつくすことができ、それを失ってしまった今、特に何もない世界での日々が続いていく。
「部屋に引き篭もっているより社会に出た方がいい」
君だったらそんなことを言う気がしてなんとなく働いているに過ぎない。
それを感性と呼ぶならそうだろうし、めちゃくちゃと言えばそうなんだろう。
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2009年 11月 11日 *
「ひぐらしのなく頃に」は推理できる。
そう考えていた時期が俺にもありました。

何気にお気に入りのフレーズ。
はたして「ひぐらしのなく頃に」とは何だったのか。
「ゲーム」と言うにはADVにありがちな選択肢の要素を廃し、だからといってただの「読み物」と言い切ってしまうのも違うような気がする。

結論を出せないまま「うみねこのなく頃に」をプレイした。
「うみねこのなく頃に」は発売前から登場キャラクターの絵が下手だと周囲からさんざん酷評されていたのを憶えている。
でもむしろ自分としてはあの絵が好きだし、あんな絵でも読者をひきつけた点において、音楽や物語が余計に良かったと考えられる。

「うみねこのなく頃に」は前作とどこが変わったのだろう。
絵はもちろん相変わらずで、主人公らしき人物は圭一にどことなく性格が似ているし、メガネの男性は富竹とキャラと服装まで似ている。
どうやらエピソード1~4が出題編で、エピソード5~が解答編らしい。

もしや、今までと何も変わっていないのでは?

いやまだここでそう結論を出すのは時期尚早だ。
まだエピソード1までしかクリアしていない。
今のところ戦人が魔女に戦いを挑むような展開だが、前作との相違点に注目して読み進めていきたい。
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2009年 11月 05日 *
人と接することがこんなに疲れるとは。
ある程度覚悟はしていたが…
外に出るだけで車の騒音を聞き、電車の中で赤の他人の話し声を聞き、職場で沢山の声に耳を傾け、そういう時何て言ったらいいかわからない自分。
何も言えない自分。

「現実ってクソゲーじゃね?」
そんな書き込みを思い出す。
確かにこの現実以外のどこかに、リアルな世界が存在しているような気がする。
その一方で、この現実をどんなに夢であって欲しいと思ったことか…

世の中にはいくら願っても叶わないことがある。

そんなこと、皆生まれつきわかってるかのように。
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2009年 11月 04日 *
自分の聴く音楽は、特定のジャンルにこだわりはなく、いいと思うものなら何でも聴く。
先日、スウェーデンの「Dead By April」を聴いたり、邦楽だと「Dew」という女性2人のユニットの存在を初めて知った。

洋楽のヘヴィロック系はタワレコのレビューが毎回簡潔にまとめられているのでそちらを参考にした方がいい。
タワレコの説明によると、
(スウェーデン発、叙情系メタルコア・バンドDEAD BY APRILがついにデビュー・アルバムをリリース。)
とある。
これだけを見ると「メタル? コア? どっちだよ」
と思うが、コア、メタル、エモ、プログレ等の要素が詰め合わせになっているので、このレビューはこれはこれで正しい。

Dewは馬鹿っぽい言い方をすると柴田淳とKiroroを合わせたような感じ。
インディーズ時代のアルバム「croquis」のピアノの癒し系メロディがよかった。

音楽に好き嫌いはあるけど、自分の好きなアルバムを誰かに貸してもだいたい無反応で終わる。
良さを語っても相手を困らせてしまうので、いつしか何も言わなくなっていった。

ただそのジャンルのスタンダードというか、基本形を体現しているようなアルバムは存在すると思う。
例えばBiohazardは自分にとってはハードコアの基本として捉えている。
たまにラップメタルと評されるが、Downsetがラップメタルなのはわかるが、Biohazardはハードコアのジャンルに属していると思う。
曲は縦乗り重視でリフは繰り返しが多用されるので、ギター弾きの人にはつまらない音楽と思われがちだが、その部分こそがハードコアの特徴であり、Biohazardの教科書的な展開は10年以上経過した今でも色褪せを感じさせない。

live in japan 2000

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2009年 11月 04日 *
寒くなった。
気づいたらカバンの中身が一杯になっているように、知らない間に要らないものまで抱えてしまっている。
捨てられたらきっと楽になるだろう。
捨てられないから立ち行かないのだろう。
今日も部屋の隅で音楽を聴いて1日が終わった。
今日も世界のあちこちで殺人が行われている。
冷酷な人間は殺す相手の命の価値をわかっていない。
でも自分なら殺されても構わない。
このまま部屋が寒くなって凍死してくれればいい。
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2009年 11月 02日 *
働くようになってから気が抜けてしまった。
今は表向き社会に参加している側についている。
そこからは、働かずに何年も生きていられることを想像できない。
そんな奴信用できない、それ以前に嘘だ……そう思うのも納得できる。
一人で生きている時は、自分なりに生きるための知識を吸収しようとした。
今は特に目標はない。
壁に囲まれた部屋でずっと一人でいて気が変になることもない。
毎月一定額の報酬額で食べていける。
なんでも給料が少し上がるらしく、手取り16万円から17万円になるらしい。
低次元でどうでもいい話だ。

久しぶりにテレビを観たりタワーレコードに行ったりして週末を過ごした。
民放のバラエティ番組をみるとついていけない自分に落ち込む。
しかし日曜の夜、ケーブルTVで80年代のコントが放映されているのを知った。
これなら全然ついていける。笑いは単純でくだらない方がいい。

地元のタワレコで店内で流れていた曲が気になってしまった。
通常、タワレコは新譜の中でプッシュしたい曲を流す。
だから試聴機を順番に回って聴いたのだが、どれも該当する曲はなかった。
仕方なく渋谷のタワレコまで行き、途中で雨に濡れながら、それでも探していた曲はなく、やっと渋谷HMVで見つけることができた。
こういう時、曲が聴きたいというよりは、気になるから探してしまう動機の方が大きい。
まる1日を費やしたが、結局そのCDは買わなかった…。
でもまあそうやって好きな音楽とめぐり合うこともあるから。

それから知り合いからおすすめされた映画をみて、その後ゲームをプレイして過ごした。
おもしろいとは決して言えない週末。
ドキドキするのは想像の中だけ。
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The Original by Sun&Moon