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2015年 03月 31日 *
他サイトの例にならって自分も記録をつけてみようと思う。
断片的な記憶しかないが。

ニュースキャスターが外国のリポーターと話をしていて、途中で日本語訳のわからない単語が出てきた。
キャスターは周りのスタッフに聞こうとするのだが、教えてくれる者はいない。
何度かそうしたやり取りが繰り返された後、陽気な外人が登場し意味を教えてくれる。
2chスレによると、夢から固有名詞を持ってくるのは難しいらしい。
確かに完全に記憶できるパターンは少ないと思う。
昨日の英単語は確かfosplixみたいな感じだった。
そして日本語訳は動き回って試しに○○するというものだ。
(○○の部分はよく思い出せない。)
この日本語訳については陽気な外国人が体を使って実際に周囲を動き回って説明していたのでその映像から記憶することができた。

あと浜辺で少し遊んだことを憶えている。
場所は神奈川県で、こんな穴場があったのかーということを実感していた。

2chスレで既に指摘されている地理的感覚があるというのは夢の特徴の一つだと思う。
更に言えば券売機の所に路線図があったり車内に詳細な地図が貼られていたりする。
それらはとても精密で、しかも切符を買う際どのルートの行き方が最短か悩んだりするのでその経緯から明らかに地理的感覚が存在する。
ただ感覚でざっくりと東京都や区までは認識があるものの現実のそれとはまるっきり異なっている。

映像的には現実と同じようにリアルだが、行動は必ずしも連続的ではない。
例えば電車に乗ることはあっても改札口でSuicaをかざした記憶があるかというと無い。
行動は所々飛んでおり、その意味では映画を見ている感覚に近い。

2chスレで指摘されている地理的感覚や映像のリアルさに関しては同意だが、自分としては感受性が現実世界とは異なっている点に注目している。
リアルな映像は現実世界でも同じだ。
物理的には物がそこにあり、自分がそれを物として認識するという、ただそれだけしかない。
しかし向こうの世界では、物がそこにある所までは同じでも、そこから自分が物を認識する部分が現実と比べて明らかに異なる。
そこで2chスレで指摘されている「夢を見ているのは誰なのか?」という問いが意味を持ってくる。
現実に比べて自己と他人の境界が曖昧なのだ。

また2chスレがそうであるように、この体験はしばしば夢と区別して表現される。
通常の夢とどこが違うのか。
一言にまとめるなら自分は感受性だと思っている。
地理的感覚も特徴の一つなのかもしれないが、それだけでは通常の夢でも起こり得るかもしれない。
自分のものであって自分のものでないような感覚がそれをそれとして成り立たせているのではないだろうか。
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2015年 03月 30日 *
冬が終わった…
3ヶ月くらいかかった。
その間、とにかく明日まで生存することだけしかできず、他に何も考えられなかった。

視覚、聴覚、触覚、それらの感覚は自分で作り出すことができる。
リズムを思い浮かべるだけで実際に音が鳴る。
誰かに触れられると思っただけで実際に触れられたように感じる。
入眠時にそうした時間帯が存在する。

それはいいとして、現実とは異なる記憶が降りてくるのはなぜだろう。
例えば私たちが普段目的地に辿り着くことができるのは、そこに至るまでの道のりを知っているからだ。
もし東京駅の隣が御茶ノ水だったとしたら、おかしいと感じる。
それは、東京駅の次が神田駅だという確信を持っているから。
「降りてきた記憶」は現実とは異なる架空のものであるにもかかわらず、確信が存在する。
これは統合失調症の患者が誰かが自分の悪口を言っていると主張するのと似ているかもしれない。
他人が自分の悪口を言っているのはなぜか? ――そんな理由など全くわからない。
しかしそうした確かな記憶が存在するのだ。

人は基本的に過去の記憶を頼らなければ生きていけない。
朝起きて会社や学校に行けるのも記憶があるからに他ならない。
そしてその記憶は確かなものだという確信がある。
その意味において、現実世界での記憶と「降りてきた記憶」は同等である。


そのあとググってみて、似たようなことを感じている人が存在することがわかった。

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http://world-fusigi.net/archives/4926135.html

12 不思議な名無しさん :2011年12月04日 18:55 ID:ct6aaIhO0*この発言に返信

これ見て驚いた・・・
俺も同じ体験してる
映画とか見すぎて変な妄想だと思い込むようにしてた
向こうの世界の自分とリンクしてしまうって言うのが一番しっくりくる表現かなと思う。
俺のリンクしてる世界は、ものすごい科学が進歩してる
理解出来ない科学は魔法に見えると言うけど
まさにそれ
まったく理解出来ない科学技術で溢れてる
あっちの世界にリンクした時は、こっちでの記憶が無い。というか
あっち側の俺を介して、あっちの世界を傍観してる
ただの傍観者のような感じ
夢にしてはリアル過ぎだし、音 匂い 味 感覚
すべてが鮮明に伝わってくる
こっちで日常生活しててリアル現実だと実感できるよね?あれと同じ感覚でリアル感がある
時空を超えてリンク出来る人間が存在するんだと思う

http://tt.hatenablog.com/entry/2013/11/04/001303

夢の中のリアルなウソ記憶

http://blog.livedoor.jp/shubery02/archives/51381397.html

実際にはない架空の記憶が、夢の中に出てくる事がある。

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1343838013/

夢の別世界で続く生活 第3夜

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特に最初に挙げた名無しさんのコメントには共感する部分がある。
世界が目の前にあるという感覚は、現実以上に強い。
そして傍観するような視点であるにもかかわらず、向こうの世界の一人称と感覚を共有し追体験してしまう。
そこで周りの景色を見てきれいだなとか、普段の自分では絶対に感じないことを感じる。
名無しさんは「向こうの世界とリンク」と一見意味不明なことを書いているが、向こうの世界の感覚があまりにリアル過ぎて、自然とそういう考えに至ってしまうのだ。
同じ経験をした人ならわかってもらえると思う。
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2015年 03月 30日 *
音ってこんなにきれいだったんだ。
最初にそう感じたのは、深夜のTV放送を見てからだった。
番組の内容はただ風景を映しているだけなのだが、そこに現地の風の音や水の流れる音、またバックに当たり障りのない曲がBGMとして挿入される。
まあ夜中によくある内容なんだけど。
その発見に至ったのにはいくつかの理由がある。
一つは、TV放送がデジタルに移行したことで、音声もデジタル配信されるようになったこと。
今までのアナログ放送は、音声を光デジタルで出力することができなかった。
それに対し、地デジ放送の音声圧縮形式がAAC192kbpsという点からもわかるように、ビットレートだけを見ればamazonやitunesの有料ダウンロードコンテンツとほぼ変わりない。
(厳密に言えばテレビ局側の自主規制フィルタを通るので完全には同じではないが。)

そして最近、また音がきれいだと感じることができたので、現状を一旦まとめようと思う。
今まで書いてきたことと重複になってしまうかもしれないが、過去に少し違うニュアンスのことを記事にしてしまったこともあると思うので、その修正の意味も含めて書きたい。

おそらく、これ以上音質が向上することは今後ないと思う。
経験からの感想だが、音質は向上させればさせるほど、バランスを取るのが難しくなる。
そういう意味では、オーディオ環境をiPodやウォークマンだけで留めておく選択肢もアリだ。
iPodであれば、大抵どのイヤフォン・ヘッドフォンで聞いてもそれなりにいい音で聞こえるからだ。
失敗しにくく、音の大きな崩壊もない分、余計な神経をすり減らさずに済む。
ただしそれ以上を目指すとなると、いくつものハードルを越えなければならない。
全ての条件を満たさなければ音質は向上せず、どれか一つが欠けても駄目。
また条件が欠けるとどうなってしまうのかについても出来るだけ書いておく。
あと「なぜそうなるのか」という理由については、自分でもまだよくわかっていない部分もあるので省略。


必要なもの

①パソコン&デジタル出力が可能なオーディオインターフェース
オーディオカードは現在はUSB接続のものが主流。
ここでの目的は、無劣化で音声データをデジタル出力すること。
よって、ASIO再生に対応し、ビットパーフェクト再生可能な機器であればどのメーカーのものでも可。
機器がビットパーフェクト再生不可のものは、後に述べる小音量再生によるビット落ちとの併せ技で音質がわかるレベルで劣化してしまうので避ける。

②DAC
デジタル入力端子とヘッドフォン出力端子を備えていること。
オーディオカードから直接ヘッドフォンに繋ぐ方法もあるが、PCに繋がっている機器から音を取るとPCのノイズを拾う心配が出てくる。
PCと独立しているDACから音を取ればPCのノイズの影響を受けずに済む。
ここではAT-HA25Dを推奨。
AT-HA26Dは音質がAKMチップによるドンシャリ傾向なのはいいとしても、定位が崩れるのが致命的。
AT-HA25Dのボリューム位置は9時の方向を推奨。
ボリューム位置を8時の方向に下げた場合、ビット落ちは改善されるが、なぜか低音が出すぎて音のバランスが崩れる。
またボリューム位置を12時以降にした場合、音質はフラットになるが、再生ソフトで音量をかなり絞らなければならず、ビット落ちによる影響が大きくなる。

③ヘッドフォン
DENON AH-D501を推奨。
だがDACほど限定的ではない。
各々が一番いいと思うものを選択すればいいと思う。
ただiPodを接続した時とは違い、AT-HA25Dなどのヘッドフォンアンプを通すと低音が強調されて聞こえてしまう場合がある。
ここでバランスをイコライザ等でフラットに矯正したとしても、情報量が減ることにより音がスカスカになってしまう。
対処方法として耳とイヤーパッドの間に何か挟んで隙間を作るか、またはハウジングを改造する。
(ヘッドフォンをiPodでも使用する予定がある場合は、穴を開ける等の不可逆な改造はオススメできない)
この目的は、低音を逃がすところにある。
こうすることでイコライザ調整のように音の情報を削ぎ落とすことなく、音のバランスを整えることが可能となる。

また新品のヘッドフォンのエージングはiPodやウォークマンで行ってもあまり意味がない。
ここではヘッドフォンアンプを使用するので、エージングはヘッドフォンアンプで行う。

④再生ソフト
ビットパーフェクト再生できるもの。
となるとWASAPI・ASIO対応が必要条件。
また、前述の通りAT-HA25Dのボリュームを9時の方向にすると、必然的に再生ソフト側の音量を10%前後まで絞らなければならなくなる。
(そうしなければ大音量で曲を聞く羽目になってしまう。)
音量を10%にすることでビット落ちが心配になるが、音量を6.25%まで落としたとしても計算上、4ビット落ちにしかならない。
全部で16bitあるうちの4bitが落ちたところで、聴覚上の問題はほぼないに等しい。
ただしそれ以上落とすと音質の劣化に気づくレベルなので避けたい。
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2015年 03月 26日 *
こんな事をして聞いているのは自分だけかもしれない、という不安を抱きつつ、恐る恐る書いてみる。
ウォークマンやiPod等の携帯型プレイヤーを使って聞く場合は、特に意識せずそのまま使えばいい。
ただしAT-HA25Dなどのヘッドフォンアンプを使用して聞く場合は、そのままだと支障が生じる。
音量で調節すればいいと思うかもしれないが、音質までは調整できない。
(そもそも音量調節で携帯型プレイヤーとヘッドフォンアンプの音質が同等にできるのならば、ヘッドフォンアンプの存在意義はない)

一番の問題は、ヘッドフォンアンプを使用すると出力レベルが大きくなり、音が密閉空間に篭ってしまうこと。
特に低音のこもりがひどくなる。
これを解消するためには、ヘッドフォンと耳の間に何か物を挟んでわざと隙間を作ってやればいい。
ただしどの位の隙間を作るかの程度は重要である。
これによって音質が劇的に向上するか否かが分かれる。

ここで図を引用
https://www.audio-technica.co.jp/atj/html/hp/whatis/03.html
b0041624_2325294.jpg

密閉型ヘッドフォンを例にとると、普通に装着した場合、ヘッドフォンのハウジングにより周囲の音はある程度遮断される。
しかし耳とイヤーパッドの間に大きな隙間を開けたとすると、外部の音が完全に入り込んできてしまう。
何も使わず隙間を開けない状態と、完全に隙間を開けた状態の中間くらいの状態が望ましい。
ちょうど良い隙間を開けることができた状態だと、周囲の音が完全にシャットアウトされた時の篭った音でもなく、かといって完全に開放された時の生音でもない音になる。
言葉では説明しづらいが、通常より高い音のように聞こえるくらいが丁度いい。
その状態で音を鳴らすと空気が程よく外に逃げ、今までとは比べ物にならない程の音質で音楽を聴くことができる。
気持ちのいいポイントを探るのに1週間前後は試行錯誤する時間がかかるかもしれないが、これをやるのとやらないのとでは1と10くらい違う。
なので自分の中では、やらないという選択肢はあり得ない。

この音質は、ヘッドフォンから出るであろう音の枠を超えている、と素直に思う。
今まで聞いたことのない、この上なく気持ちのいい音だ。
使っているのはヘッドフォンなのに、そこから出てくる音はヘッドフォンのものではない。おそらく別の何か。
曲の隅々に至るまで、この音でなければならない、この音しかあり得ない、という必然性を感じ取れる。
製作者は明らかに意図して確信を持ってこの音を作っていたのだと。
といってもそう思うのは主に海外の曲であり、邦楽に関してそう感じることは少ない。
なんとなく手探りというか、がんばって試行錯誤を行い、形としてこうなりましたみたいな結果に留まっている。
この差はどこから来るのだろうと思うが、おそらく邦楽にはミックスのノウハウの蓄積が海外に比べて少ないのだと思う。
そもそも曲作りの気質が違うというか。
日本は、「この音をどうやって作ったって? 簡単に教える訳ないだろ?」みたいな重たい空気を感じる。
それに対し海外は、オープンでノウハウも互いに共有し合う雰囲気を感じる。
いいものはみんなでシェアしていこう、みたいな。
その分、海外の方がノウハウが蓄積しやすい土壌があるのだと思う。

話が逸れてしまった。
とにかくこの方法により、曲の音を何倍にもきれいに感じ取ることが可能になる。
これはTH-7にも有効で、おかげで今やTH-7は手放せない存在になった。
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2015年 03月 15日 *
DENON AH-D501の低音が気になりはじめ、それから色々試行錯誤したところ、回避策がある事がわかった。
その回避策とは、ただ単に耳とイヤーパッドの間にスペーサーを入れるだけである。
密閉空間に隙間が生じることで、低音を程よく逃がすことができる。
この回避策はヘッドフォンアンプを使用した時に必要で、ポータブルオーディオで使用する分には必要ない。
おそらくアンプの出力が大きいと、周波数特性により低音が増幅されてしまうのだと思われる。
密閉型のヘッドフォンでの低音ブーストは、音の逃げ場がない分致命的となる。
これまでAH-D501の弱点と思われていた、音が一斉に鳴る際のバランス崩壊現象は、単に低音がこもっていた為に引き起こされていたのだった。
今回の回避策により、この点も改善できる。

覚醒後のAH-D501の後にTH-7を聞いても全く勝負にならない。
何なのだろう、この変化は。
得点でいうと、マイナス100点からプラス300点まで一気に上昇したような。
AH-D501は2台目なのである程度は予測できたことだが、それでも音のきめ細かさが全然違う。
ヘッドフォンの音質は時間経過とともにここまで化けるものなのだろうか。

今ではTH-7の音に納得がいかなくなり、何か改善策がないものか考え中である。
購入当初は音に硬さはあったものの、解像度は高かったように感じていたが…。
時間経過とともに劣化してしまうことなんてあるのだろうか。
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2015年 03月 09日 *
3/7(土)
AH-D501の低音が気になり始める。
自分の思い描いていたフラットな音よりも低音が出ている気がした。
そのため、低音を中心にイコライザで調整を行った。
1日の終わりにようやくフラットに近づけることができた。
この設定で曲を聴くと、DN-11221だろうとAT-HA26Dだろうと音質の破綻を感じることはなかった。
ただ、音はスカスカで味気ないものになってしまっていた。
イコライザで特定の周波数の音を削ったのだから当然の結果ではあるが。

3/8(日)
今までは何の疑問も持たずにずっとAH-D501の音をいいものだと思っていた。
だがTH-7の音を聞いたことがきっかけで、今までの自分の音に対する認識が変化した。

AH-D501の低音を削る→バランスは良くなる→でも全体としての音の成分が失われる→イコライザ設定を元に戻す→やはり低音が気になる

こんな事を何時間も繰り返し続けていた。
そもそもなぜAH-D501は低音が出てしまうのかと思うが、それも含めてAH-D501の個性として受け入れる必要があるのかもしれない。
僕はこのヘッドフォンに何を求めているのだろう。
とにかくAH-D501から音の抜けをよくしてしまうと、AH-D501の良さも失われてしまう気がしてならない。
音のまとまりや音の粒でなく全体の把握のしやすさや心地よさで言うと、密閉型であるAH-D501の方が得意だ。
しかし、音のきめ細かさや低音の抜けでいうと、TH-7の方が優れている。
適度な低音であればAH-D501の方がいいのだが、ある許容範囲を超えてしまうと、それに中・高音域が引っ張られてしまい、全体として変な音になってしまう。
これは非常にやっかいな問題だ。
今までは気にならなかったけど、この部分がとても引っかかるようになってしまった。

それから、AT-HA25Dの音が優れている理由がいまだによくわからない。
スペックで言えば後継機種であるAT-HA26Dの方が優れている。
それにAT-HA26Dは、AT-HA25Dに拾えない音もきちんと拾う。
でも聞いた時の定位感というか、音の密度というか、しっくり来る感じが違う。
言葉でどう説明したらいいのかわからない。
音の違いを機器で測定したところで、答えは出せないかもしれない。
それくらい微妙な差で、でも自分にとっては大きな差である。
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2015年 03月 08日 *





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2015年 03月 04日 *
DENON AH-D501とFOSTEX TH-7をだいたい1日おきに聞いている。
どちらが優れているということはなく、音の傾向が違っていて、どちらも面白い。
ただAH-D501は既に生産中止となっており、話題にするのは今更感があるが。

両者の違いは、大ざっぱに言えば音が混ざるか混ざらないかにある。

通常、楽曲と呼ばれるものにおいては、2種類以上の楽器の音色が使用される場合が多い。
既存の2種類のものを組み合わせて全く別の物を作り出す。
化学反応みたいな話だが、音楽には、音と音を混ぜて新しい音を作る考えが根底にある。
この考えからすると、

AH-D501…音が混ざる
TH-7…音が混ざらない

両者にはこのような特徴があり、AH-D501の方が優れているように見える。
だがTH-7にも使い道がない訳ではない。
例えば、

ヤマノススメ
ラブライブ
ご注文はうさぎですか?

これらのアニメは、OPが複数の声優によって歌われている点で共通しており、現在では別段珍しいことではない。
そしてTH-7でこれを聞いた場合、音が分解されたままの状態で入ってくるので誰がどんな風に歌っているかがわかりやすい。

さらに言えば、例えば学校などの日常シーンで「がやがや」している音が挿入されることがあるが、そこで何を言っているかも聞き取れたりする。
アニメ的には単にがやがやしている音を意図しているはずで、そこまで音を分解する必要があるのかは疑問であるが。
ただ音楽鑑賞を目的とせず、TV視聴だけを目的とするのであれば、総合的に考えてTH-7の方が向いているかもしれない。

また一斉に多数の音が鳴るような場面は、TH-7の方が得意だ。
TH-7はそれぞれの音を切り分けてくれるから、異なる種類の音を同時に鳴らしても崩壊が起こりにくい。
一方、AH-D501では単なる「音のかたまり」になってしまい、明らかに苦戦を強いられる分野だ。

ただしAH-D501にもメリットは沢山ある。
音が混ざってくれるので、例えば各パートをミックスする際の音量調節がやりやすい。
TH-7はモニター系なのでDTMに向いていると思われるかもしれないが、音量調節に関してはAH-D501の方がずっとやりやすい。
これは料理の塩やコショウの分量を決める作業と似ている。
これから調理する素材を食べてしまった後に塩だけを食べたところで、適度な塩の分量を決められるはずがない。
AH-D501は音が混ざってくれるので、ちょうど気持ちいいポイントを探るのがぐっと容易なのだ。
これが音が混ざらないTH-7だと、かなり困難になる。

またAH-D501はTH-7に比べて音がフラットに近く、全体のバランスも取りやすい。
その分、楽曲を聴いているとミックスの粗が見えやすく、少しでもフラットから逸れると途端に崩壊したように聞こえてしまう。
これに関しては良い面もあれば悪い面もある。
普通に考えればミックスの粗なんか知らなくてもよく、音楽は楽しんでなんぼのはずだ。
でもミックス状態が良ければTH-7の何倍もいい音を聞かせてくれるので、一概に悪いとは言い切れない。

それにしてもAH-D501がディスコンになったのは痛い。
できればあと5年以内にこれと同じ音のするモデルを発売してくれると嬉しいのだが。
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2015年 03月 04日 *
4月からヤマノススメ1期再放送が決まったらしく嬉しい。
この作品は本当に作画・音楽・声優に恵まれてるなと思う。
何よりシナリオがいい。
子供の頃仲良しだった女の子が疎遠になり、その後学校が一緒になった偶然から再び親交を深めていく…
キーワードは「思い出の山に登ろう」
最初は思い出の山の名前すらわからない状態なんだけど、徐々に目的に近づいていって。

山はテーマの一つではあるけど、そこに友情を取り戻す過程が含まれていて、この時点でシナリオとしては成功していると言える。
いいシナリオがあるから周囲のスタッフもいい仕事が出来るという好循環が生まれるんだね。
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2015年 03月 04日 *
この方法で再生するとなぜいい音が出るのか。
自分のような初心者だと、理屈の部分はわからない事が多い。
これまで音量を10%程度に下げて再生すると音質が向上すると感じていた。
しかしYahoo知恵袋などでは、プレイヤー側の音量は100%にし、アンプ側で音量を調整するのが正しいとの回答があったりする。
根拠は、プレイヤー側で音量を下げるとビット落ちにより音質が劣化してしまうためである。
ただ、アンプ側のボリュームを下げるということは抵抗を増やすことであり、それだって音質劣化するじゃないかという疑問は残った。
結局、プレイヤー側とアンプ側のどちらが劣化の度合いが大きいのかを比較しないと答は出せない。

この話をする前に、DN-11221がビットパーフェクト再生可能だったかを書こう。
初回の検証ではバイナリが一致しなかった。
よってこの機器はビットパーフェクト再生不可だと思った。
しかしAIMP3の再生オプションのビット深度が16bitになっていた。
このページにもあるように、この設定を32bitに変更しなければ16bitソースの再生においてビットパーフェクト再生にならない。
それなのにインストール直後はなぜか16bitの設定になっているので注意が必要だ。
ASIOの設定画面で32bitに変更したところ、ビットパーフェクトで再生できた。

b0041624_120917.jpg

ついでにAIMP3の音量を50%にした場合、音量100%で再生した時と比べてどの程度音質が劣化するのか検証してみた。
手順
①音量100%でwaveファイルを録音
②音量50%でwaveファイルを録音し、音量を正規化
③手順①と手順②で作成したwaveファイルの差分を出力
(手順の詳細は以前ビットパーフェクトについて書いた記事を参照)

結果はこのようになった。

最大音量: -90.31 dB ( 1: -90.31 dB, 2: -90.31 dB )
平均音量: -93.73 dB ( 1: -93.73 dB, 2: -93.73 dB )

b0041624_121944.jpg

理論的には音量50%で1bitの情報が落ち、これは6dbに相当する。
16bitのダイナミックレンジは96.3dbなので、ここから6dbを引いた-90.3dbがノイズの最大値となる。
これは実験結果の「最大音量: -90.31 dB」と一致する。

次に何bitまで情報を落としてもいいのか考えてみる。

音量 ノイズ
50% -90db
25% -84db
13% -78db
6% -72db
3% -66db
1.5625% -60db
0.78125% -54db

個人的には4bitくらい落としたところで問題ないと思う。
4bit落ちの場合、ノイズが-72db含まれてしまうことになるが、このレベルの音はそもそも聞くことができない。
アンプのボリュームを無理やり最大にしても聞こえるか微妙なレベル。

ここで、4bit落ちが6db×4bit=24dbとなり、24dbは木の葉がこすれる音量に相当すると誤解してしまわないよう気をつけたい。
もし手持ちのスピーカーがジェットエンジンを積んでいて、普段そのレベルの音量で音楽を聴いているならそれで正しいが、大抵そのような人はいないはずだ。
ここではアンプの音量を普段聞いている音量に合わせた状態で、ミキサーのフェーダーもしくはOS側の音量を-72dbとした時に、音を感じるかどうかなのだ。
ほとんどの人が-72dbをノイズとして聞くことができるような音量では音楽を聴いていないので、4bitくらい落としても問題ないと思われる。

ただし6bit落ち以降はノイズとして聞こえてしまう可能性を否定できない。
よってPCに接続するオーディオインターフェースがビットパーフェクト再生できるかどうかは重要である。

今回改めてビットパーフェクト再生できない「Roland UA-4FX」の差分ファイルを出力してみた。

最大音量: -84.29 dB ( 1: -84.29 dB, 2: -84.29 dB )
平均音量: -94.73 dB ( 1: -94.60 dB, 2: -94.87 dB )

b0041624_1212637.jpg

96.3db-84.3db=12dbで、UA-4FXは再生時になぜか2bit落ちしている。
よってプレイヤー側で音量100%で再生するのなら問題とならないが、音量6%で再生するのであれば4bit+2bit=6bit落ちとなり、音質劣化を感じる可能性は否定できない。
自分はこれまでUA-4FXを通して聞くとなぜ音質が劣化するのかわからなかったが、理屈の上では劣化を感じても何らおかしい事ではなかった。
やはりPCで音楽を聞く上で、機器がビットパーフェクト再生できるかどうかは重要な要素なのだ。

なぜプレイヤー側の音量をわざわざ下げる必要があるのか。
それは、単にそうしないと爆音になってしまうからだ。
ヘッドフォンアンプ側のボリュームを極限まで下げれば適度な音量まで絞れるが、これはこれで音が劣化してしまう。
個人的にはヘッドフォンアンプの音量は少なくとも9時の方向まで上げなければ本来の音で再生できていないと感じる。

あと、4bitまでなら落としても問題ないので音源ファイルのソースは16bitも要らないんじゃないか、という議論もある。
しかし音源ソースが12bitだとすると、再生プレイヤー側の音量を100%にしなければビット落ちによる音質劣化は回避できない。
なので市場に流通している音楽が16bitであって結果的には良かったと思う。
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