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4st
2016年 08月 24日 *
ネットで色々調べるのもそろそろ時間をかけ過ぎだと思い、今度こそバイクを買おうと思った。
これまで何度もトライしたものの断念した。
バイク屋を目の当たりにすると、つい通り過ぎてしまう。
自分のような人間にとって、バイク屋は非常に敷居が高い。
100万円もするような大型バイクを取り扱う店なのに、たかだか20万円のスクーターを買うなんて迷惑ではないだろうか。
店の利益なんてほとんど無いだろうし。
そしてあの入りづらい雰囲気…。

こちらは貴重なお時間を頂いた上で、購入させていただく立場だ。
もしそれで断られたらきっぱり諦めよう。

もう一つ懸念材料があり、バイク屋は大抵駅から歩いて1時間くらいの車でしか行けないような所にある。
行きはバイクで行くとして、そこでバイクを乗り換えるとすると、役所で手続きするための足をどうするかという問題がある。
駅まで車で送ってもらうのも申し訳ないし…。
そんな小さなことをずっと悩んでいた。

今日もバイク屋を通り過ぎた。
バイク屋さんを通り過ぎる時いつも思うのだが、店の前にあんなに沢山バイクを陳列しているけど、一体誰が並べているのか不思議だった。
朝はやく行ってみてわかったのだが、あれはスタッフさん達が手分けして並べていたのだった。
毎日嫌にならないのだろうか。

1件目は諦めて2件目へ。
そこは中古屋で125ccは店の裏に陳列されていて、ちょうど道路に面したところにあり見えやすい位置にある。
自分は通行人を装ってそこを何回も往復する。

下調べでYAMAHAのアクシストリートがいいな~なんて思ってたけど、いざ実物を見てみると車体が大きかった。
まあその分足元の面積は確保されているが。

どこに行く当てもなく再び1件目のお店へ。

そこは個人経営の店で一通りのメーカーを取り扱っている。
125ccで考えていると告げると、
「今の売れ筋はこれですね~」
とアドレス110をすすめられた。
一応ヤマハのアクシストリートの事も尋ねたが、車体が大きいし古いモデルなのでおすすめしないと言われた。
ディオ110とアドレス110では後者の方が安いのでみんなそっちを選びますねとも言っていた。
確かに車体を見比べると110cc勢の方がスリムで原付を少し大きくしただけのサイズに見える。

125ccだとPCXなどの20万円後半のモデルとアドレス110などの20万円前半のモデルとで大きく分かれる。
サスペンションが両方付いているので20万円後半の乗り心地は当然違う。
だけどディオ110とアドレス110は値段もあまり変わらず、中身もそんなに変わらないです、と。
言われてみればそうかもしれない。
自分はこれまでディオ110とアドレス110の細かい違いを気にしていたが、そこまで気にしなくてよかったのかもしれない。

とりあえずもうこの店で買うしかないと前から決めていたので注文した。
代車用の原付も貸してくれたし、申請用の書類も全部作ってくれたし、懸念事項は解消された。
今までの悩みはなんだったんだろう。

それはそうと、今まで乗っていたバイクと別れるのが悲しくなってしまった。
乗り物に心があるとか妄言を吐く人の気持ちが少しわかる。
バイクが自分の気持ちに応えてくれる気がするのだ。
多少クセがあっても個性に思えて許している自分がいる。

更に言うと今乗っているバイクに規制がなければ買い換える必要はなかったと思う。
具体的には30Km/h制限、二段階右折など。
一番大きいのは60Km/hが速度上限であること。
例えばミッション車の2stであれば5速で60Km/hに到達し、リミッターがなければ6速で90Km/h台に行けた。
またパワーバンドに入った時の加速感は自動車ではなかなか味わえないものだ。
DIOやJOGといったスクーターですら、2stの加速はなかなか良かった。
60km/hまでは。

代車で乗った初めての4st50ccスクーターは、なんていうか、同じバイクとは思えなかった。
坂道でみるみる30km/hくらいに失速した。
よく価格コムのレビューで坂道で失速とか登坂力いう言葉を目にするが、実際に体験してみてようやく理解することができた。
うん、これは確かに萎える。
というか、2輪車に限らず、坂道で失速する乗り物を好き好んでのる人はいないと思う。
平地でも50km/hを超えると妙な振動が始まるし、アクセルレスポンスもおかしい。
反応の遅さは先回りして回すことで対処するとして、フルスロットルにしたところで全然加速しない。
フルの位置から一段下げてそこからじわじわ回すとどういう訳か加速していくみたいな。
そんな珍妙で姑息な手段を用いずとも前のバイクは乗り手の要求にちゃんと応えてくれた。
回せば加速するし戻せば等速でそのまま走る。
実に単純な世界。
それが今の時代のバイクはこんな事になっているなんて。
メーカーがこぞって125ccを勧めるのがわかる。
二段階不要のメリット以前に、今の50ccは本当に去勢されてダメになってしまっているのが本当の所だろう。
フルに回しても振動込みで50Km/hちょっとしか出ないし、音からしてなんかスカスカだし、乗らなくても何となく想像はついていたけど。

思えば朝の通勤時間帯も50ccが妙にゆっくり走っているなと思って何度も抜かす場面があった。
あれはゆっくり走っているのでなかった。
ゆっくりでしか走れないのだ。

技能試験や講習車はスズキアドレスV125だった。
アクセルワークがしづらく、ちょっと乗りにくいバイクだと思った。
それはスズキ車だからそうなのだと勘違いしていた。
ところがそうではなかった。
今回ホンダの代車に乗ったことでわかった。
この乗りにくさは規制に対応した4stエンジンの性質から来るものなのだ。

この分でいくと110ccの4stも車体サイズや排気量だけ大きくなって性能は50ccと何も変わらないという事態が起こり得るかもしれない。
本体価格や維持費は増えるにもかかわらず。
2stにはオイルの継ぎ足し以外ノーメンテでずっと乗れちゃう気軽さがあった。
(もちろん整備するにこしたことはないけど)
一方、4stはオイル交換せずに乗りっぱなしだと最悪エンジンが壊れるらしく、ひと手間余計にかかる感じ。

とりあえず考えても仕方ない。
納車を待って判断しよう。
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2016年 08月 19日 *
夜、千葉から八王子方面へ行こうとしたが、暗くて路面の状態がわからず、うっかり地面に大きな穴の空いている上を通過してしまった。
ガツンという大きな音と共に衝撃が腕に直接伝わってきた。
最初びっくりして何が起こったのか把握できなかった。
ミラーがあらぬ方向を向いているし、車体にも相当ダメージがあったと思う。
夜の走行はこういう事があるから注意しないといけない。

出発時は月明かりが奇麗な夜だったが、東京では雲行きが怪しくなった。
予報は雨じゃなかったのに雨が降ってきた。
さすがに県が違うと天気も変わってくるか。
それに加え、四谷から甲州街道に抜けるトンネルに入ろうとしたら原付は通行禁止らしかった。
それで心が折れ、仕方なくまた千葉に引き返すことにした。

千葉に入るとやっぱり平穏で月明かりの奇麗な夜だった。
やっぱり落ち着く。

小型自動二輪の免許を取ったのは某アニメの影響も否定しない。
だが、山梨県方面にバイクで行けば駅から降りた後も山道を歩かないで済むのではという期待もあった。
技能試験は割とすぐパスできたものの、そのあとの取得時講習の予約がほぼ1か月待ちだったのは予想外だった。
結局新しいバイクを買うタイミングを逃してしまい、今に至る。

千葉から八王子方面に行くのはいいとしても、その間に東京を経由しなければならないのが精神的にしんどい。
その逆もまた然りで、県外の人が房総半島にわざわざツーリングしたいとは思わないのではないだろうか。

房総ツーリングというと半島ぐるり1周などを想像しがちだ。
外房の海を見ると確かにテンションが上がるが、内陸部を走るのも意外に楽しい。
内房の東京湾沿いの道路なんて産業道路だし走ってて楽しいものではないんじゃないかな。
特に50ccだと大型トラックに抜かされまくりでなおさら。

今の原付から125ccに買い替えようか迷う。
バイクを乗る季節って5月から11月くらいで1年の半分くらいだし、経済的かと言われると断言できる自信がない。
それに今の原付が調子が悪い訳でもないのに処分するのは気が引ける。

そもそも自分にとって運転する目的は楽しいからではない。
日本の中心に位置する関東の道路がどのように繋がっているか実感したかったから。
多少の苦痛は覚悟していたが、それでも原付の性能限界である60km/h縛りはやはりきついね…
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2016年 08月 06日 *
事の発端は原付(50cc)を処分しようと思ったこと。
が、お店に持ち運ぶには当然自分で運転する必要があり、その為には自賠責保険に加入しなければならない。
自賠責保険に加入すると今度はある程度乗らないと勿体ないという気持ちが働き、ついでに房総半島の周りを走ってみたりした。
すると、意外に悪くないなと思った。
でも改めて考えると原付(50cc)は法的な規則が厳しく、やはり継続的に乗るのは得策ではない。
そこで原付二種に乗り換える選択肢が浮上した。

ただ原付二種のラインナップも各社ごとに様々あって、一つに絞るのは難しい。
ネットで色々調べても限界がある。
勇気を出してバイク屋さんに行くことにした。
自分のような素人が相手では迷惑な事は百も承知しているが、行かない事には何も始まらない。
気になっている事を聞いてみたので、内容を忘れないようにメモしておこう。

カブ(110cc)について
60Km/h以上出してもそこまで車体はふらつかない。
80km/h巡航は出来なくはないが…。法定速度遵守でお願いします。
それでも車体が軽いので普通のバイクと比べれば安定性は劣る。
カブというと遅いイメージがあるので、周りの車に気をつけた方がいい。
無理に車線に割り込まれると、ドラムブレーキなので急に止まれず事故に繋がるケースが多い。
カブの燃費がいいと言ってもPCXと比べるとあまり変わらない。

ディオ110について
価格は安いが125ccと110ccの差は意外と大きい。
性能的にLEAD125やPCXに劣るので予算と性能を判断して決めること。

輸入車(タイバイク)について
ある程度自分で整備できないと厳しいかも。
(特に長距離ツーリングような場合トラブった時にすぐ修理できずに困る)
日本で販売されているバイクと比べて、そこまで優位性がある訳ではない。
デザイン・性能を見てどうしても欲しい人向け。
代理店契約上、値引きはできないようになっているらしい。
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2016年 06月 26日 *
なぜリスニング環境で静音性にこだわるのか。
それは「音」を聞くと同時に「静寂」も含めて聞いているからである。

現行スマートフォンのプラットフォームにSnapdragonがよく取り入れられている。
そしてサウンドチップにも同社のクアルコムのものが併せて採用される場合が多い。
音の方向としては加工系で、音質的にはウォークマンと同等かそれを上回る。
加工系の音にどちらがいいとか比べてもあまり意味はないかもしれないが。
ありていに言うなら、ウォークマン好きな人が持ち上げそうな音ではある。

以前にはSnapdragonにもWolfsonチップが採用されていた機種も存在していたが、現行機種はどれも似たり寄ったりで特徴は感じられない。
あまり話題に上がっていない話ではあるが、2011年以降に発売されたLG製のスマートフォンの一部にWolfsonチップが採用されていた。
中には投げ売りのような価格で売られた機種もあり、結果的にはWolfsonチップ搭載の携帯音楽プレイヤーを誰もが安価に手に入れることができた。

あれから5年経ち、スマートフォンの性能は確かに向上したと言える。
しかし携帯音楽プレイヤーの部分に関しては前進どころか後退しているかのような状況は憂うべきかもしれない。
ウォークマンのような加工系の音は学生や初心者に広く受け入れられている事自体は別に構わないと思っている。
それが例え目くらましだったとしても、「ウォークマンの音はいい」という感動まで否定するつもりはない。
だが、そこから少しステップアップしてみようとする人をターゲットとするようなマーケットが存在しないのが問題なのだ。
そこから先はオカルトめいた詐欺商売しかないのだろうか。
2万円のウォークマンを買ったと思ったら、次は10万円ですというのは極端すぎはしないだろうか。
おまけに内容が伴った価格なら許せるが、音のいいSDカードレベルの技術を投入されても詐欺の匂いしかしない。

結局は好みの問題に帰着するのかもしれない。
自分にはどうしても加工系の音が好きになれない。
音を加工するという事はつまり音を切り捨てることでもある。
個人的には要らない音だろうとノイズだろうと音源ソースに記録されているのであれば忠実に再現して欲しいと考える。
あとは脳内補完でどうとでもなる。
それよりその場の空気感までそぎ落としてしまう事の方が遥かにダメージが大きい。
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2016年 06月 26日 *
NECのタブレットPC-TW508CASが16,000円前後で安売りされているので思わず買おうとしてしまった。
だが電気店でタブレットの大きさを確認してみると結構な大きさで、これを持ち運ぶのはためらわれた。
さらにそれを電車の中でいじるのはもっと勇気の要る行為に思われた。
いろいろ考えた末、カゴの中の商品を空にし結局買うのは止めにした。

PCで音楽を聴く者にとって、静音PCは魅力的に見える。
この季節、PCのファンの音はやたら頑張ってうるさく感じる。
かといってノートPCにした所で発熱やファンの音はけっこう気になるもので、使用を躊躇してしまう。
(特に音が鳴ったり鳴りやんだりする所とか。)
そこで静音PCの導入を検討している訳なのだ。

自作PC関連では、マザーボードにCPUが既に搭載されているモデルが存在する。
性能は主力機種に比べやや落ちるが消費電力の面では優れておりファンレスを達成している。

参考画像(intel Celeron J3160搭載MicroATXマザーボード)
b0041624_2037284.jpg

これを導入すれば静音の目的は大部分達成できるだろう。
だが、これに加え、ケースやHDDやメモリは自分で買い足さなければならない。
静音はトータルで考慮しなければならないので、電源等にも気を使う必要があり、少々面倒だったりする。

ならいっその事スティック型PCでいいじゃないか。
そう思い結局、INTELのスティックPCを購入したのだった。

intelと言えばCPUで有名だが、マザーボードも作っていたりするし、グラフィックも今やCPUと統合されている。
intelがPCを販売したところで特段驚くに値しない。
むしろ当然の流れのようにも思える。

モデルは一応USB3.0が付きのSTK1AW32SCにしておいた。
旧モデルが14000円前後で買えるので迷ったが、特に深く考えず、CPU性能が多少アップしている20000円のモデルを選択した。

OSはWindows8.1を入れようと思えば入れられる。
海外ではSTK1A32SCというOSレスの型番があり、intelのドライバー配布ページにWindows8.1 64bit用のものが存在する。
これでドライバ関係は一式揃う。
Windows7はeMMCを認識できない為、インストールの途中で失敗してしまった。
その他、まだ試してないがLinux系のOSもインストール可能と思われる。

操作感だが、小さいくせに意外にきびきび動く。
一昔前のCore 2 Duo搭載ノートと体感的に同じかやや上回るくらい。
それなら大きさで圧倒的にアドバンテージがある。

そして気になる音について。
ノートPCにありがちな、起動直後は無音だが使っているうちにファンの音が鳴り始めるパターン。
ただし絶対的なボリュームそのものはスティックPCの方が小さい。
2メートル位離れればほとんど聞こえない大きさだ。
(モニターと直接接続する都合上、本体と離れて使用する場面は少ないかもしれない)
音を例えるなら、会社で使ってるプロジェクターのようなジーという音。
といってもヘッドフォンを装着しているとほとんど気にならないレベルではある。
だがヘッドフォンなしの状態だと気になる人は気になるかもしれないが。

現行のCore i シリーズと比較して速度はどうか。

WEB閲覧…重いページはやや表示がもたつく。
動画閲覧…問題なし。

要するに通常使用用途であれば全く問題ない。
ついに時代もここまで来たかという感じ。

一昔前では考えられなかったこの性能が手のひらサイズになってしまうなんて。
所有欲をも同時に満たしてくれる一品である。
Core i シリーズも持ってはいるが、率直に言って省エネで静音のこっちの方がメインになりそうな予感がする。
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2016年 06月 07日 *
TH-7のセッティングを少し詰めた。
最近は時間があるとこんな事ばかりやっている。
一つはヘッドフォンごとに最適なセッティングが存在することがわかり、ならば持っているヘッドフォン全ての最適値を探してやろうという気になったこと。
最適な状態でなければヘッドフォンを本当の意味で評価することは出来ないと思う。
自分のヘッドフォンの基準は5千円以下で購入できてかつ素性のいいものを選択するようにしている。
あとはネットで神格化されていない機種。
定番機種やコスパが高いと宣伝されているものは個人的に買うのをためらってしまうので。

でTH-7なのだが、ポータブルプレイヤーのヘッドフォンとして使用する分にはノーマルで構わない。
だが、ヘッドフォンアンプに繋ぐと、モニター系の性質なのか音がキンキンしてしまう。
自分としてはリスニングとして使いたいと思っているので、ヘッドフォンアンプに繋いでもリスニングとして使用できるようなセッティングを目指した。
ここからはヘッドフォンアンプに繋いだ時の音について書く。

素の状態だと音がフラットとは言えない。
また、音と音が混ざらない。
モニターとしてはそれでいいのかもしれないが、半解放型というヘッドフォンの形状から来る特徴でもある。
音が跳ね返らない分、混ざらず、残響や余韻を残さない。
そこで3つある孔のうち2/3をテープで塞いだ。
(まあこの方法は以前も紹介したが)
やり過ぎると音が籠るし、かといって何もしないと音がフラットにならず聞いてて気持ちよさがない。
(音のチェック用にはそれで正解なのだろうが)

あとはヘッドフォンアンプのボリューム(可変抵抗)の調整。
これも繰り返しになるが、ちょうどよいバランス位置になると互いの良い部分だけが残る。
天秤の釣り合いがとれた特別な状態のような。

そして最適化後のTH-7だが、特徴としてやはり音が硬い。
例えば足音のコツコツという音がガツガツ来る。
また細かい音が明瞭。
例えばアニメのガヤ音でも何を喋っているのか聞き取れる位。

ボリューム調整してわかったのだが、ヘッドフォン自体の抵抗値が若干高い分、そこまでの電流は必要としない。
ただ限界性能はそこまで高くない気がする。
音を一斉に鳴らした時の感じがどうしてもフラットにならないというか。
もちろん素の状態よりは遙かにマシになってはいる。
テレビや普通の音楽を聴く分には問題にならないレベルではあるが、限界まで試すとどうやってもフラットにはならないような。
それでも他の機種に比べるとかなりのアドバンテージはある。
素の状態はモニター系だが、調整によりリスニングと中間位の所まで持っていける。
これなら長時間聞いても疲れる心配はない。
TH-7からこれ程気持ちのいい音が出るなんて、数週間前までは想像も出来なかった事だ。
気持ちよさと繊細さを兼ね備えた機種は、他に探してもなかなか見つからないかもしれない。
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2016年 06月 04日 *
今まで少しTH-7を過小評価していたかもしれない。
やはりヘッドフォンに最適な電流、抵抗値は存在する。
音量の最適値は人それぞれだが、幸いなことにPCオーディオでは再生ソフトウェア側でデジタル的にほぼ無劣化で調節することができる。
耳への音量調節は再生ソフトウェアに任せるべきだ。
今までどうしてヘッドフォンアンプの音量を絞ると音質が劣化するのかよくわかっていなかったが、ヘッドフォンにありがちな30Ω前後の抵抗のものは意外に電流を必要とするらしい。
これで謎の解明に一歩近づけた気がする。
とにかくヘッドフォンアンプのボリュームを上げ下げしても再生ソフトウェア側で調節すれば音量を一定に保つことができる。
そうして最終的な音量を調節するとしても、ヘッドフォンアンプのボリューム調節は音質に影響を与える。

LED製品に最適な電圧電流が予め決まっているのと同じで、多過ぎても少な過ぎてもだめなのだ。
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2016年 06月 02日 *
いいヘッドフォン、いいアンプを使おうと、条件を満たさなければ実力を発揮することができない。
条件が合った瞬間、「これだ」と感じる。
その違いは、濁った水が急に無色透明になるように明確である。

少なくともヘッドフォンを使用する場合に限っては、再生ソフトの音量は100%にし、アンプ側のボリュームを絞った方がいいという考えは捨てた方がいい。
耳とアンプとヘッドフォンの負荷の割合の最適解が必ず存在する。
ここではその最適解を探るのが目的である。

前提条件

オーディオインターフェース
・ASIO/WASAPI再生
・ビットパーフェクト再生可能な機器であること

ヘッドフォンアンプ
・AT-HA25Dと同等以上の音質を確保できること

ヘッドフォン
価格の上下が激しいので、安い時に複数台購入する。

生産停止モデル
・DENON AH-D501

現行モデル
・FOSTEX TH-7B

再生ソフトの音量とヘッドフォンアンプの音量調整

ヘッドフォンアンプのボリュームには可変抵抗が使われている。
5kΩと10kΩの可変抵抗を使用する場合、どちらの方が音質がいいか考えてみる。

AIMP3の音量を3%、可変抵抗を1.5kΩの位置で聞くとしたとき。
ヘッドフォン側に流れる電流は5kΩと10kΩどちらの可変抵抗を使用した時でもほぼ同じである。
どういうことかというと、

5kΩ
ヘッドフォン 1.5kΩ GND 3.5kΩ

10kΩ
ヘッドフォン 1.5kΩ GND 8.5kΩ

これだけを見ると5kΩの可変抵抗を使用した方がGNDに流れる電流の割合が大きい為、ヘッドフォン側に流れる電流が少なくなるように見える。
(I=V/R)

しかし合成抵抗は10kΩの方が大きい。
よってどの可変抵抗を使用しても抵抗値が同じであればヘッドフォン側に流れる電流もほぼ同じと考えることができる。
ただしアンプ側から見た場合の負荷は合成抵抗の大きい10kΩの可変抵抗を使用した方が軽い。
更に言えば可変抵抗を使わず1.5kΩの抵抗を直列に繋げばGNDに捨てる電流が0になり、アンプの負荷は最も少なくなる。
音質を考えるとアンプの負荷は軽い方が望ましい。
使用ヘッドフォンが一つだけなら直列抵抗もありだが、複数ヘッドフォンでの使用を想定する場合は可変抵抗に頼らなければならない。

AIMP3の音量の目安
DENON AH-D501(28Ω) 3-4%前後
FOSTEX TH-7B(70Ω)  7-8%前後
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2016年 05月 12日 *
未だに「ウォークマン」で検索してこのブログに辿りつく人がいる。
sonyドメインからのアクセスもあったり…。
もう書くまでもないことだと思っていたが、ウォークマンの時代はとうに終わっている。
10年前なら比較記事を書く意味も少しはあったかもしれないが。
既にAppleによって他のメーカーのポータブルオーディオが駆逐されてしまっている。

iPodに搭載されているDACがWolfsonにCirrus Logicに変更されたのは、コスト削減のためと言われている。
だが、音質よりコスト削減を選択したのは、他社製品があまりに糞だから本気を出す必要がないという理由もある。
仮にSONYなどに代表される競合他社がiPodに肉薄する機種を出していたら、iPodも音質重視のモデルにシフトする可能性はあった。
だが家電量販店のAVコーナーを見てほしい。
iPod/iPhoneとの接続を売りにしている製品ばかりで、そこにはウォークマンのウォの字も存在しない。

ウォークマンに最初から期待してはなかった。
音質が糞でテンポもズレている欠陥商品を市場に流通させたこと。
専用ソフトがなければ曲を転送できない「縛り」を製品に課したにもかかわらず、専用ソフトの提供を打ち切ったこと。
最近は音質が良くなるメモリーカードを発売しているらしい。
お前らのするべきことは、音のいい製品を作ること。
それを棚に上げて「これを使えばよくなります」と売り出したところで、消費者から見れば詐欺師がまた何か言ってるくらいにしか聞こえない。
ある程度の規模の会社であれば技術者がいるものだと錯覚しがちだが、この会社は違う。
その結果、ユーザーから見向きもされないメーカーに成り下がってしまった。

某掲示板でも言われているように、Androidを搭載したスマートフォンの一部機種の音質はAppleのそれを上回る。
しかしそれに目を付けて製品化したとしても、Appleは音質向上の余力をまだ残しているので余裕で敗れてしまうだろう。
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2016年 05月 07日 *
そこまで音質を気にしなくてもいいのではないか。
あまり気にし過ぎると疲れてしまうよ。

例えば数十万円出して買うオーディオ機器の音が仮にいいものだとしよう。
そうした機器は、「いい音はもっと良く、悪い音はそれなりになる」特徴を持っていたりする。
それがいい音の定義だとすれば、更にいい音を目指すためには今度は数百万円の出費が必要になるのではないか。
つまり上を目指したらきりがなくなってしまう。

ヘッドフォンの評価でよく言われるのが、糞なヘッドフォンで聞いた後でなら、何を使ったって良く聞こえる、というのがある。
これは相対的な評価。
同じ商品で値段が安い方を選ぶのも相対的な評価の一種と言えるかもしれない。

一方で高級機でしか出せない良い音の側面も存在する。
それを音の絶対性と呼ぶことにする。
例えば高級機で音を出した時、体の中で音が駆け巡り、呼吸とともに抜けていく感覚。
これはある一定以上の音質でないと味わうことができない。

しかしネガティブな見方を敢えてするなら、「いい音はもっと良く、悪い音はそれなりに」聞こえる機器は、音源ソースの音質レベルの評価を難しくする。
悪い音源でも総じて良く聞こえてしまうから粗が見えづらくなる。
一方、粗悪な機材を使った際の音源ソースの評価は簡単だ。
悪い機材でも良く聞こえるソースは、高音質な録音がされていると言えるからである。

また原音を忠実に再現するタイプの高級機であれば、音源ソースの粗と常に向き合う必要がある。
そんな余計なことをする必要があるのかとたまに思う。
粗悪な機器を使えば、ソースの良い悪いのない、平和な世界でいられるのに。

これまで主にUSBオーディオインターフェースの第一印象を書いてきた。
ただ結局のところ、いくら御託を並べたところで、ユーザーがずっと手放さずに使い続ける機種がいい機種なのだと思う。
そういう意味で、現時点での機器に対する評価を書く事にも一定の意味はあると考えている。

自分は世の中に大勢いる素人の中の一人だが、時間の経過とともに気づいたこともある。
例えば1年前にここで書いた「再生プレイヤー側の音量を下げる理由」の認識は変わっていない。
むしろその意識がより強くなった。
アンプの音量ボリュームの示す方向によって音質の傾向はかなり異なる。
もちろんPCの再生ソフトウェアのボリュームを調節することで最終的に耳に入ってくる音量を一定に保った場合の話である。
再生ソフトウェアのボリュームを絞ればデータの情報量は落ちる。
一方でアンプのボリュームを絞れば音質が劣化する。
ここで両方の劣化を最小限に抑えるボリュームの位置が確かに存在する。

また言うまでもなく人間の体で評価する際の体調の変化も考慮する必要がある。
朝一番で聞いた時と仕事で疲れて帰ってきた時の聞こえ方は当然違ってくる。
昨日と今日で機材を同じ条件で音を出しても体調が同じとは限らない。
機材の音質を評価するのなら、体調の違いのことも考慮するべきである。

ここで想定される質問に自分なりの考えをまとめておく。

■DACを比較した際、WolfsonとAKMのどちらを選べばいいか?

まず断っておかなければならない。
DACは音質を決める要素の一つにはなっているが、決定的な要素ではないということ。
他の部品や回路によって音質は良いものにもなれば糞にもなる。
だからいいDACを搭載したからといって必ずしもいい音質になるとは限らない。

これまでのまとめ:
Wolfson WM8740を積んでいるのにDN-11221の音質は糞である。
AK4396を積んだAT-HA26Dの音質は、AT-HA25Dの後継機種であるにもかかわらず糞化した。
RolandがDTMユーザー向けに発売しているオーディオインターフェースはAKを積んでいるのに糞である。

これらの機種を使用する限り、DACの型番や製造元なんてことはどうだっていい問題である。
最高級のDACに差し替えたところで音質が等しく糞だからだ。

つまり最低限の回路設計や一定レベルのヘッドフォン等の環境が整った上で、はじめてDACの比較ができる。

それを踏まえた上で比較しようと思うが、ぶっちゃけDAC単体で大きな差はないというのが本当のところかもしれない。
なので強いて言うなら、という程度の話に思って欲しい。

AKM
音の輪郭・空間表現はともに高い。
以前も触れたことがあるが、AKMはWMに比べ音のアタックを正確に表現できるのは評価するべき。
音の持つ絶対性をこのDACは体現している。
この音は人生に一度は聞いておいて損はない。
このDACが高級機に搭載されるのはある意味必然。
また音の正確性から、DTM用のオーディオインターフェースに搭載されるのも頷ける。

WM
AKMが寒色とするなら、WMは暖色。音が柔らかい。キックの音の気持ちよさは格別。
WMは特有の旨み成分を含んだ音が出る。
それは世間一般で言ういわゆる「ノイズ成分」なのかもしれない。
しかし、ノイズだからといって短絡的に評価を下げる理由にはならない。
そういう音が好きな人だって世の中にはいるはずだからだ。
カメラに例えると報道写真のように正確さが求められる場面で活躍するカメラもあれば、日常で気楽に撮れるカメラもある。
自分は気楽に撮れるカメラも好きだ。
むしろそちらの方が好きかもしれない。
音に余裕がある分、包容力のようなものがこのチップにはある。


うーん、音のことは言葉で表現しづらい。
他の人が見たら大半は何を言っているかわからないかもしれない、
要するに一定レベルを満たした機器をその日の気分で変えながら聞けばいいですよってことです。

本来は2~3万円程度で買えるオススメ機種を紹介したいところだが、現行モデルではなかなかない。
そりゃ10万出せばあるだろうけど、そこまでいくと今度は音を聞く「気楽さ」が無くなってしまうように思う。
自分が探せていないだけかもしれないので、見つけたら書くことにしたい。
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