仮想世界のことを少し考えてたら無性に映画「マトリックス」が観たくなり、衝動的に借りてしまった。
もう10年前の映画になるのか…。
この映画の見所は、主人公が認識していた世界が実は仮想世界だったことを知る場面と、後半の侵入シーンの2つだろう。
中盤は禅問答のような会話シーンが連続して中だるみしている。
赤いカプセルと青いカプセルの選択を迫るシーンはノベルゲームでやった方が効果的かな。
RPGでもドラクエで魔王が勇者に選択を迫るシーンは有名だけど。
ちなみに仮想世界を扱った映画として「13F」が挙げられるが、これはかなりご都合主義の入ったB級の雰囲気漂う映画である。
だが仮想世界で創られた仮想人格による葛藤や自我についての悩みを描写した点はよかったと思う。
本当に気力が湧かない。