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冬アニメ
2014年 01月 20日 *
自分の中で視聴決定したものを挙げてみよう。


「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~」

今期の中で一番アニメらしいアニメだと思った。
OPを見て「これは視聴しよう」と決めた作品。

ジャンルは、法廷もの+SF+ロボットアニメ
など色々要素が詰まっていて、全て表現し切れるか心配な面もあるが。

主人公の生活拠点は台東区らしく、上野や浅草の下町の風景が登場する。
舞台は2018年の東京らしいけど、実際の風景をほとんど変わらず再現している。
まあ実際の下町はもっと汚いかもしれない(笑)

おそらく主人公は母親を助けるために弁魔士になったのだろうけど、この設定を後半いかに活かしていくかに注目している。
例えば布川事件のドキュメンタリー番組がYoutubeに上がっているけど、息子の嘆願書がけっこう感動的でして。
このアニメでも結構いいシーンが期待出来るのではないかと。


「いなり、こんこん、恋いろは。」
舞台が京都で、いにしえの神々とか色々な妖怪とかが出てきたり、恋愛が展開していくのだと思う、きっと。
すみません、かなり適当だけど、全体的に方言で喋っているのが好感持てる。
また個人的に和風なBGMが好みで、それだけでも視聴の充分な根拠になっている。


「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」
22時台にしてエロ枠。
題名からすると男性が主人公に思えるが、実は女の子が主人公で、女性視点でストーリーが展開していくようだ。
幽霊を助けるためとか、自分が死んでしまうという理由で、男性にエロいことをしなければならない設定になっている。
この部分が少しあざとく、シリアス展開してもAngelBeatsのようにしかならないような気がするので、個人的にはギャグ展開で進めて欲しいところ。


「のうりん」
2chまとめサイトにある、のうりん上映会の様子が面白い。
2話はパロディネタで終わってしまった感じで、現時点ではこれがエロアニメなのかパロディアニメなのか主人公ハーレムアニメなのか農業アニメなのか不明。
エロはあってもいいけど、物語の主軸がはっきりせず終わってしまわないか心配。


(アニメ全般に関する雑感)

アニメはストーリーが分かれば十分だし、あとでDVDレンタルすればいいや。
そう思っていた時期が俺にもありました。
だが、京アニのアニメを見てその概念が変わってしまった。

そもそも地デジの解像度は1440x1080iなのに、なぜ京アニの画質がいいのだろうと気になっていた。
少しググってみると、ほとんどのアニメは1280x720pで作られており、それをテレビ用に引き伸ばして放送している。
一方、京アニは1698.5x955.5くらいで制作されており、さらにOPやEDは1920x1080のフルHDサイズで制作されているらしい。
それなら京アニの画質が綺麗なのにも納得がいく。
もちろん解像度の綺麗さだけでなく作画のクオリティも最高クラスなので、これに慣れてしまうと他のアニメの作画の粗が気になってしまう位だ。
そういう意味では少し複雑な心境だが、過去の作品を見ても京アニがその時その時の最高品質のものを作っているのは素人の自分でもわかる。

となると地デジより解像度の高いBS11でアニメを見た方が綺麗なのではないかという疑問もあるが、BSは1440x1080iを1920x1080iに引き伸ばした映像になっているので、そうはならないらしい。
これは128kbpsのmp3ファイルを192kbpsに変換したところで音質が向上しないのと似ている。
それなら128kbpsで保存した方が容量的に節約できるので得策と言える。


「中二病でも恋がしたい!戀」

視聴するのは既に決定しているとして、1期をもう一度見返している。
やはり中二病設定は登場人物を繋ぐ接着剤に過ぎず、この部分だけを見て~のパクリと言い切ってしまうのはどうかと思う。

六花が「私のことをどう思っている?」と聞くところを「私の邪王真眼どう思っている?」と聞いてしまうところ。
付き合うという表現を契約と言い換えているところ。
なかなか手を繋げないところ。
好きなのにそれを上手く表現できない描写が実にいい。
他にも随所にあるので、当然意図して挿入されている。

六花はあることをきっかけに心を閉ざしてしまった設定になっている。
そのため普段他人に対して要求することはないが、反面、何かをして欲しいと言った時の破壊力は何倍にもなる。
例えば1期1話で勇太が中二病アイテムを捨てようとするが、それに対し六花は「捨てないで欲しい」と懇願するシーンがある。
これはつまり「遠くに行かないで欲しい。自分との関係を絶たないで欲しい」と間接的に言っているのである。
そのあと勇太が「誤解するなよ…」というのもツンデレな感じでイイ。
人物像がわかってからもう一度見返してみると、このシーンはとても感動的であることがわかるのだ。

これで思い出したのが「3人の逃亡者(1988年)」という映画。
これにも幼い女の子が登場するんだけど、彼女もあることをきっかけに言葉を失ってしまう。
医学的には緘黙症というのかもしれないが、その女の子が主人公に心を開いていく描写が実にいい。
いや~、まったくあれは本当にすごい破壊力だよ。
これは自分がロリ好きという訳では決してなく、この映画を見てもらえればきっと何を言っているかわかってもらえると思う。

というわけで、2話も神回だったな!
中二病アニメと見せかけて恋愛ものだったとは…。
だが、そこがイイ!
by nochoice1 | 2014-01-20 03:14 *
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