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低空
2005年 03月 08日 *
仕事が手につかない日が続いています。
人間、やる気があれば何だって実現可能ですが、肝心のやる気が出ないのです。
すぐに疲れて、あとは身動きが出来ない感じ。

気分の落ち込みも激しく、何度も途中で不意に涙が出てきそうになりました。
なぜか悲しくなるのです。
まるで地滑りにでも遭ったように気分が沈みました。
似たような経験をしていれば、「やれやれ、また同じか」と割り切って対処出来そうなのですが、毎回、ここまでだと認識していた場所よりも更に深く気分が落ち込むのです。

はっきり言ってこんな人間、会社にいても無意味だ。

周囲の人たちはみんな優秀な人ばかりです。
それに引き換え僕は、他人の挙動に対して、いちいち反応を示し、イライラしたり落ち込んだりしてしまいます。
正直に言いますと、周りの人間はなぜそんなに偉そうなのかと思ってしまう自分がいるのです。

では、周りの人がみな苦しそうにしていれば、満足が得られるのか。

そうなのかもしれない。

周りの人がみんな苦しんでいれば、僕もそうなんだと共感し、相手を愛しく感じられるかもしれない。

僕自身、心の欠けた人間だと思っています。
他人がどう感じ、どう考えているかが分からないのです。
例えるなら、100m競争をして、自分より足の遅い人を見て、「この人は本気で走っているのだろうか」と疑ってしまうのです。
みんな本気で走っているのに。
それを実感を伴った感覚として得る事が出来ない。
自分のものさしでしか物事を感じられない、余りにも自己中心的な人間。

職場においても同じ事が言えます。
みんな一生懸命働いているはずなのに、僕はそう感じられない。
周りの人が本気で仕事をしていないような思い込みを持った挙句、なんで自分だけが苦労しなければならないのかという、勝手な妄想まで作り上げる始末です。
他の人もみんな苦労しているのに。

仕事を何でも完璧にこなそうとするから辛くなるのかもしれない。
相手の投げて来たボールに対し、何でもホームランを打とうとするからいけないのか。
要は試合に勝てればいいのだ。
ヒットでもいいじゃないか。
たまにはアウトでもいいじゃないか。
試合の勝敗を左右するような大事な場面で失敗しなければいい。

だけど、それが出来ない。
いつでも本気でバッターボックスに立ち、またそうでない時は、バットも握れない程落ち込んでいる。

自己分析はどうでもいい。
自分が愚かと分かったところで何の解決にもならない。

ふと切れてしまいそうだ。
自分を支えている、うっすらと細い糸が。
by nochoice1 | 2005-03-08 23:53 *
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