人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
PC遠隔操作事件関連
2014年 03月 03日 *
江川紹子氏の片山祐輔氏インタビューを読んだ。
そこでは片山祐輔氏の主張の一部をかいま見ることができ、特に真犯人のラストメッセージに関する解釈が興味深かった。

自分はそれまで「ラストメッセージ」は犯人の主張が綴られたものだと思っていた。
しかし片山被告によれば、真犯人は片山祐輔氏になりすまし、片山祐輔氏が主張しそうなことが書かれているのだと。
確かに「ラストメッセージ」は片山祐輔氏を嵌め込もうとした真犯人によって書かれたと考えることも出来る。
ただし実態とは異なる記述も存在する。
気になるのは、
・サイバー関係ではありませんが、
・おかげで刑務所に行かずに済んだが、
・やってないのに認めてしまった。
等の記述であり、片山氏の指摘の通り、事実とは明らかに矛盾している部分が存在する。
例えば片山氏は過去に犯した罪を認めている。
それを信じた上での話だが、特に3番目の「やってないのに認めてしまった」というのは事実と大きく食い違う。

真犯人がいたと仮定して、真犯人が片山氏をターゲットにしていたのは間違いない。
そして、真相とは異なる記述。
特に片山氏が過去の脅迫事件(2005年)の本当の犯人だったかどうかについては、本人あるいは本人のことを詳細に知る人間でなければ答えることはできない。
このメッセージは片山氏をターゲットにしているはずなのに、なぜか片山氏周辺のことに関して、事実とは全く逆の記述をしている。
ここに何か作為的なものを感じないだろうか。

片山氏ではない第三者が一連の脅迫事件の犯人だとすると、結果だけを考えれば一定の成果を上げている。
無関係の人間を踏み台にすることで、実際に犯行に及んでいない人間を罰することができてしまう現状のシステム。
本来であれば、犯行の決定的な証拠がない、本当はやっているかどうかわからない人間を有罪にする権利は誰にもないはずなのに。

現時点で片山氏が猫に首輪を付けている映像はない。
また、猫の首輪から片山氏のDNAは検出されていない。
決定的な証拠に欠けている状況である。
片山氏が無罪となる可能性はまだ残されている。
しかし、真犯人がいたとすると、いくつかの壁を乗り越える必要がある。
特に事前に片山氏の江ノ島行きを察知し、35台の監視カメラの目をかいくぐり、大勢の観光客がいる中、数十分の間に片山氏と接触したのと同じ猫に首輪を付けることは可能なのだろうか。
by nochoice1 | 2014-03-03 21:50 *
<< CLANNAD(京都アニメーシ... ページトップ _ >>
The Original by Sun&Moon