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恐怖
2006年 11月 25日 *
最近の出来事が過去のものになり、日を追うごとに美化されていくのを感じる。
夜の道を一人歩いたこと、雨の日、晴れた日、それは楽しかった記憶。
人に伝えたら何でもない話。
雑踏に溢れかえる人がどうでもいいように、自分の話もどうでもよくなってしまう。

明日死ぬ事はないだろう。
あさっても、その次の日も、10年後も生きている気さえしてくる。
それは何かに支えられているからそう思えるのであって、自分一人だけで、何も持ってない状態だとしたら不安で精神的な余裕がなくなる。
何かしようとか、こうすれば助かるとか、肯定的な解法は余裕から生み出されるものだ。
先日、後楽園で競馬新聞を読み耽っている男性の集団を見た。
明日生きられなくなるかもしれない日雇い労働者がギャンブルにお金を使うのは無謀にしか見えないが、彼らがそういった行動を取る事には納得できる。

お前、何のために生きてるんだ? と人から言われて悩んだ。
わかる人には僕の事などお見通しだ。
理由なんてない。
理由なんてないけど、生まれた事に理由なんてなかったはずだ。
生きていくうちに理由が出てきて、それは自分にしか通用しない理由で、自分の人生なのだからそれでもいいような気がする。

でも人に伝えるためには、
自分を認める事。
人を認める事。
人に認められる事。
が必要なんだろう。
by nochoice1 | 2006-11-25 03:47 *
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