親切な人が僕に食料を送ってくれたんだけど、そのせいで外出しなくなってしまう。
部屋への食べ物の侵入は避けた方がいい。
そして、外出しなければ食べられないという状況を作らなければならない。
起きたら23時で0時過ぎてから外出した。
外は暗かった。
コンビニでお酒を買って飲みながら帰り道を歩いた。
空に三日月が出ていた。
それはすいかの皮みたいに薄くてきれいだった。
僕は夜空の下で一人立ち止まってしばらく眺めた。
それまで秋はDream Theaterだとか呟いていたけど、やっぱり秋は月だと思った。
もう外は寒くなってきていて、東京でも晴れた日は星が見える。
行けるものなら行ってみたい。
映画『ガタカ』で主人公が宇宙飛行士になる夢を叶えるために両足を切断するシーンを思い出した。
I took my mind off the pain by reminding myself...
僕は痛みに耐えるため自分を慰めた
that when I eventually did stand up
I'd be two inches closer to the stars.
“5センチ星に近づく”と
毎日が何をする事もなく過ぎていき、ダメな事に対する自覚はある。
その罪を少しでもやわらげるために今日起きた出来事を書こうと思った。